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神木隆之介、憧れの存在・北村匠海が追加してくれたセリフに感動「我が物顔で言った」<サバ缶、宇宙へ行く>

神木隆之介、憧れの存在・北村匠海が追加してくれたセリフに感動「我が物顔で言った」<サバ缶、宇宙へ行く>

「サバ缶、宇宙へ行く」第6話より
「サバ缶、宇宙へ行く」第6話より / (C)フジテレビ

北村匠海主演の月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)は、福井県の高校生たちが、世代を超えて“宇宙食開発”という大きな夢に挑戦した実話を基に紡ぐオリジナルストーリー。そんな本作で、JAXAの宇宙日本食開発担当・木島真を演じる神木隆之介にインタビューを実施。木島を演じる上で意識していることや、主演の北村の芝居のすごさを聞いた。

■「宇宙に対して熱い男」変わらない役への印象

――5月18日には第6話が放送されました。ここまでの放送で周囲からの反響はありましたか。

SNSをチェックしています。いろんな方からのコメントを見てすごくうれしい気持ちにもなっていますし、役者仲間からも「すごく良かった」「感動した」という言葉もいただいたりしてるので、皆さん見てくれているんだなと実感しています。

役者仲間とは、特に生徒たちがすごくすてきだという話になります。僕自身もすごいなと思いながら放送を見ていますが、みんな同じ気持ちになっていてすごくうれしいですね。

――木島を演じていく中で、木島に対する印象の変化はありましたか。

このドラマの中で一番宇宙に対して熱い男でいたいとか、心の中に青い炎があるように見えてほしいというのは、最初の役作りの段階から一貫しています。

序盤は、厳しいのか冷たいのか、敵なのか壁なのか分からない人に見えたらいいなと思っていました。でも、木島もちゃんと人間で、別に冷たいわけでもなくて、宇宙のことに真剣に向き合っていて、一番憧れを持っていて。だからこそ、宇宙で事故を起こさないように“基準”を一番大事にしていることを徐々に分かっていただけたらいいなという思いで演じていました。第5話では、小浜に訪れて生徒たちとコミュニケーションを取って、木島の人間味あるところや意外と熱い人だというところが見えてきたんじゃないかなと思います。
「サバ缶、宇宙へ行く」第5話より
「サバ缶、宇宙へ行く」第5話より / (C)フジテレビ


■「芝居の神様」北村匠海との共演に喜び

――そんな5話では北村さん演じる朝野(峻一)先生とついに直接対面で語る場面がありましたが、北村さんと一緒に演技をしてみていかがでしたか。

芝居の神様です!本当に憧れだったんですよ。匠海くんの作品をいっぱい見させていただいて、「何て繊細な演技をするんだ!自分もこういうお芝居ができたらいいな」と憧れの的だったんです。第5話で実際一緒に芝居をしてみて、やっぱり神様でした。包容力もあるし、ナチュラルに見える行動でも、実はすごくいろんなことを考えていて、そしてそれを細分化して繊細に違和感なく体現できるすてきな方だなと感じました。一緒にお芝居にできてすごくうれしいです。

朝野先生も木島も全然違うキャラクターで、そんな2人が混ざり合うと一気に動く感じがあったので、もっと混ざり合ってどういうふうに進んでいくのか楽しみにしていただきたいです。

――対面してみると、よりすごさを実感するという感じなのでしょうか。

実感します。朝野先生としてすごく目がまっすぐで、本当に純粋に生徒のことを思ってらっしゃる先生なんだなという印象を受けます。それが、“北村匠海ではない存在”になっている証拠でもあると思うんですよ。それがすごいです。北村匠海っていうことが分からない、そんなお芝居ができる方です。

匠海くんはカメラが回ったら役に切り替わってはいるんですけど、「今スイッチ入ったな」とか「スイッチ切ったな」とかそういうのは全くなく、和やかに本番前にくだらない話をしていたら、スーッと役に入っていく感じです。スーッっと入ってるから、いつの間にか目の前に朝野先生がいるような感覚になるんですよ。すごいです。北村匠海は神様です(笑)!
「サバ缶、宇宙へ行く」第5話より
「サバ缶、宇宙へ行く」第5話より / (C)フジテレビ


■「絶対取材で言わなきゃって思ってた」名言の裏話

――北村さんとは現場でお芝居の話もしていますか。

台本のこととか自分たちがやるシーンについての話は結構します。セリフの言い回しなどは相談しながら進めさせてもらっています。

そうだ!これは絶対取材で言わなきゃって思ってたことがあるんです!第5話の朝野と木島の2人のシーンで、木島が「生きるっていうことは、楽しむを配ること」だと言うシーンがあるのですが、あれ、北村匠海が「配る」っていう単語を追加してくれたんです!さすがですよね。

もともと同じ表現ではあったんですけど、個人的にもっと表現したいなっていう思いがあって。でも、自分では言語化できなくて、もっと表現を膨らませたいけどそれを膨らませる言葉っていうのが分からなくて、監督に相談したんです。それで匠海くんも聞いていて。しばらく考えた後に「“配る”っていうのはどうかな」って。天才!すごい!って思いました。

その後めちゃくちゃ恥ずかしかったのは、彼が考えてくれた言葉を我が物顔で言ったこと(笑)。そのセリフは木島の言葉なので「生きるっていうことは、楽しむを配るっていうことなのかな」って言ったら、朝野先生が「なるほど」って感じで。心の中では、「あなたが考えてくれたんでしょ!考えてくれたのは、あなただから!」って複雑な気持ちでした(笑)。でも、僕が悩んでいることをちゃんと拾って一緒に考えてくれるっていうのは、本当に先生みたいな方だなと思いました。

――第7話では、JAXAで宇宙飛行士の募集が始まる様子が描かれるということですが、見どころを教えてください。

木島は宇宙飛行士を目指していたので、何のためにJAXAに入ったんだっけ?というのをもう一度立ち止まって振り返ってみる回でもあります。それぞれが人生を振り返って、どう進んでいくか岐路に立たされるような第7話になっていると思います。第7話以降も、各自がどういう道を歩むのか楽しみにしていただきたいです。木島は、生徒たちの代が変わるごとにこれまでの歩みを全部見ています。生徒たちは自分たちの言葉で次につなげていって、木島も自分の言葉ではないけど、ある人に託して生徒たちに言葉を伝えます。全部が繋がることを楽しみにしていただければと思います。

◆取材・文=水沢あすみ
「サバ缶、宇宙へ行く」第7話より
「サバ缶、宇宙へ行く」第7話より / (C)フジテレビ


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