
中国の人気俳優、ディン・ユーシーが主演を務めるロマンス時代劇「長楽曲~白い愛、黒い罪~」が、J:COM BS(BS260ch※全国全番組無料放送)にて5月26日(火)よりBSで初放送される(毎週月~金曜朝10:00-、全36話/2024年放送)。そこで本記事では、ロマンスとサスペンスが交錯する本作のあらすじや見どころを紹介していく。
■累計視聴回数20億回突破、ロマンス時代劇「長楽曲~白い愛、黒い罪~」
2024年に中国の動画配信サービス「Mango TV」で配信がスタートすると、スピーディーなストーリー展開とディン・ユーシーの存在感で注目を集め、配信1週間で視聴回数1億回を突破。以降も勢いは止まらず、累計視聴回数は20億回を超え、同プラットフォームにおける“2024年時代劇ドラマ年間視聴数No.1”を記録した。さらにテレビ放送でも同時間帯視聴率1位を獲得するなど、大ヒット作としての地位を確立している。
物語の舞台は、太皇太后が統治する大蒼(たいそう)国。内衛府(だいえいふ)の大閣領として数々の事件捜査をおこなう沈渡(ディン・ユーシー)は、無慈悲で冷酷な手腕から“白無常(しろむじょう)”と恐れられていた。一方、刑部の書吏である顔幸(ドン・エンシー)は、優れた捜査能力を活かし巷で起きた事件を解決してきた才女。ある時、太皇太后の命令により沈渡と顔家の婚姻が決まるが、花嫁となるはずだった姉が逃亡。そして妹である顔幸が身代わりとして自ら婚姻を申し出る――。
“愛なき婚姻”から始まった2人が、数々の事件を共に乗り越え、徐々に距離を縮めていく姿を緻密なストーリーと映像美で描いた本作。対立と共闘を繰り返しながら育まれていく信頼や、いつしか芽生える愛情を、ドラマティックに映し出している。

■ディン・ユーシー、世間から恐れられる冷酷無比な役人を熱演
本作の見どころの一つは、中国ドラマ界で存在感を強めている若手スター、ディン・ユーシーの魅力あふれる演技だ。2017年に俳優デビューを果たすと、「花の都に虎われて~The Romance of Tiger and Rose~」で“ツンデレ若様”を好演し、その後も「七時吉祥~エンドレス・ラブ~」や「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~」など、スケール感あふれる時代劇で着実にキャリアを重ねてきたディン・ユーシー。
そんな彼が本作で演じるのは、世間から恐れられる冷酷無比な役人・沈渡。これまでの“さわやかイケメン”のイメージを覆すダークヒーロー像は、新たな一面を引き出した役どころといえるだろう。甘いマスクと冷徹な振る舞いのコントラスト、そしてヒロイン・顔幸にだけ見せる柔らかな表情など、多彩な魅力を見せている。
また、繊細な演技力を持ち味に、冷たさの裏に見え隠れする孤独と葛藤や、恋に落ちていくドラマティックな過程を、わずかな視線や表情の変化で的確に表現。沈渡というキャラクターに奥行きを与えたディン・ユーシーの俳優としての底知れない魅力が本作には凝縮されている。


■まさに理想的なカップル…沈渡と顔幸によるケミストリーに注目
沈渡と顔幸が織りなすケミストリーも、本作を語る上で欠かせない魅力の一つだ。高い捜査能力を持つ顔幸は、沈渡と共に数々の事件に関わるが、大蒼の時代にはまだ女性の社会進出が進み切っておらず、“女性だから”という理由だけで軽視されることも。それでも彼女は臆することなく堂々と振る舞い、確かな実力で周囲を納得させていく。
当初、“愛なき婚姻”を結んだ沈渡は、顔幸に対し「本気で妻になろうと思うな」と突き放す。しかし、そのひたむきな姿に触れるうちに心境は変化し、やがて唯一無二の存在として意識するように。一方、顔幸もまた沈渡の内に秘めた誠実さに気付き、少しずつ信頼を深めていく。
沈渡はあからさまに“デレ”ることはないが、顔幸に似合うかんざしを選んだり、激務にふらつく彼女を見て心配そうな表情を浮かべたりと、さりげない行動に想いがにじむ。冷酷な男が、不器用ながらも恋心を自覚していく過程と、懸命に生きる女性の芯の強さが重なり合うことで、2人の絆はより深く、揺るぎないものとして描き出されている。その自然体の2人はまさに理想的なカップルだ。

■ワン・ウェイ監督が引き出すディン・ユーシーの魅力
本作を繊細かつドラマティックに演出したのは、王威(ワン・ウェイ)監督。時代劇ミステリー「大理寺日誌~謎解く少卿には秘密がある~」でディン・ユーシーとタッグを組んだ経験があり、本作でも抜群のコンビネーションを見せている。ディン・ユーシーの確かな演技力を最大限に引き出しつつ、これまでのイメージを一変させる無慈悲で冷酷なキャラクター像にいち早く着目したワン・ウェイ監督。その適性を的確に活かし、新たな魅力を提示してみせた。
沈渡と顔幸が結婚後に徐々に距離を縮めていく関係性を軸に、その過程で巻き起こる数々の事件にサスペンス要素を巧みに織り交ぜて物語が展開していく様子は本作ならでは。ロマンスとミステリーが絶妙に融合された構成は、終始緊張感と没入感を維持し、視聴者を飽きさせない。こうしたバランス感覚こそ、ワン・ウェイ監督の手腕の真骨頂といえるだろう。
胸が高鳴るラブシーンから、思わず息をのむサスペンスまで、多彩な見どころが凝縮された本作。引き込まれる展開の中で、スター俳優ディン・ユーシーの新境地を堪能できる一作に仕上がっている。


