皆さんは「御朱印」を授与してもらったことはあるだろうか。
「ない」という人でも欲しくなってしまうほどラブリーな御朱印が、X上で注目を浴びている。

2026年9月14日、XユーザーのP for Penguin(@tulls16、以下「Pさん」)さんが紹介したのは、ペンギンデザインの御朱印。
な、なんて愛らしいデザインなの......! こちらを見つめるつぶらな瞳が、とってもキュート。
この御朱印をゲットするためだけにでも、はるばる現地......お腹に書かれている「津島神社」に行きたくなる!
Jタウンネット記者は9月18日、まず投稿者・Pさんに話を聞いた。
フニャッと感が「ペンギンの雛」みたい

Pさんがペンギンの御朱印を入手したのは、宮城県登米市にある「佐沼 津島神社」。9月14日の午前11時半ごろだった。

ペンギンが大好きだというPさん。友人から教えてもらった津島神社のInstagramで、ペンギンデザインの御朱印を知った。
そしてその翌日には神社を参拝し、さっそくペンギンの御朱印をゲットしたそうだ。
「とても丁寧に描画いただき大満足です。
デザインもペンギン雛のようなフニャッとした佇まいが絶妙なバランスでかわいいです」(Pさん)
Pさんがゲットしたペンギン御朱印には、X上では1万3000件以上のいいね(10月3日夕時点)のほか、
「何このグッズ可愛すぎるー!」
「ま、まままま!!!!かわいすぎる!!!!!!!ちょっとくねってるのもかわいい...!!!!!ぺ!!!!!」
「宮城に行きたくなってきました」
「うわぁ...素敵すぎる...お参りしてお迎えしたい🤍」
といった声が寄せられるなど、大反響。
でも、どうしてペンギンなの? 記者は9月29日、津島神社にも話を聞いた。
始まりは「ペンギンのお守り」

取材に応じた宮司の遠藤諭さんによると、Pさんが手に入れたデザインのペンギン御朱印は、25年8月末から授与しているものだ。
なぜ、ペンギンなのか。遠藤さんによるときっかけは、酉年に制作した「ぺんぎんの御守」だった。

「以前、毎年干支をモチーフにしたお守りを新たに製作し、正月から授与を開始していたんですが、酉年にペンギンのお守りを製作。それが多くの方に人気だったことをきっかけに、酉年が明けてもペンギンお守りを継続。
そうした中、今年(25年)の夏詣限定でペンギンの御朱印を書いたところ人気が高く、その第2段として作ったのが今回のペンギンの御朱印です」(遠藤さん)

ちなみに、「猫足つり灯籠と白葡萄」や「猿田彦大神」など、期間限定の御朱印のバリエーションがいくつかあるとのこと。


また、「ぺんぎんの御守」のほかにも、愛らしい「パンダの御守」や、キラキラの「煌く蒼龍御守」など、ユニークなデザインのお守りを授与しており、参拝客から非常に人気だという。

津島神社、何度お参りしても新しい出会いがありそうだ。
