堤真一“伍鉄”と細田善彦“立川”、悩める父親の姿に共感やもらい泣き<GIFT>

堤真一“伍鉄”と細田善彦“立川”、悩める父親の姿に共感やもらい泣き<GIFT>

父親として悩む立川(細田善彦)に寄り添う涼(山田裕貴)
父親として悩む立川(細田善彦)に寄り添う涼(山田裕貴) / (C)TBS

堤真一が主演を務める日曜劇場「GIFT」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第7話が5月24日に放送された。思いがけず息子がいると知った伍鉄(堤)と、家庭内で孤独を感じ散る車いすラグビーチーム・ブルズのキャプテン・立川(細田善彦)。父親として悩む2人の姿が描かれ、視聴者から「分かる」「泣いてしまう」など反響が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)

■天才宇宙物理学者と車いすラグビーの弱小チームが繰り広げる絆と再生の物語

完全オリジナルストーリーとなる本作は、パラスポーツである車いすラグビーを舞台に、弱小チームに立ちはだかる難問の答えを導き出しながら、本気で心と身体をぶつけ合うことで仲間、家族の大切さ、そして愛を知っていく物語。

主演の堤が演じるのは、天才“過ぎる”頭脳を持った宇宙物理学者の伍鉄文人。その伍鉄が出会う車いすラグビーチーム「ブレイズブルズ」(以下、ブルズ)の孤高のエース・宮下涼を山田裕貴、取材をきっかけにブルズと関わっていく雑誌記者・霧山人香を有村架純、バイク事故で車いす生活を送ることになった朝谷圭二郎を本田響矢が務める。

また、ブルズのライバルチーム「シャークヘッド」(以下、シャーク)のエース・谷口聡一役で細田佳央太、伍鉄の従姉妹でブルズのヘッドコーチ・日野雅美役で吉瀬美智子、シャークヘッドのコーチ・国見明保役で安田顕、音楽に挫折した過去を持つ坂本昊役で玉森裕太、昊の母でアート作家の坂本広江役で山口智子が出演。

■父親という立場に葛藤する伍鉄と立川

日本選手権に向け、「打倒シャーク」を目標に、伍鉄は元シャークのメンバーを練習に招いて戦術を練り、選手たちも練習に励んでいた。

その一方、突如息子であると知った昊とどう接したらいいか分からずにいた伍鉄。広江から提案されて家族3人で一緒に住み始めると、好きな音楽の道を続けるか、辞めるかという昊の相談に答えられず、さらに悩むことに。

父親として悩んでいたのはブルズのキャプテン・立川もだった。練習後に涼を飲みに誘った立川は「俺さ、父親じゃなくなってるわ」と切り出した。進行性の神経難病であるシャルコー・マリー・トゥース病を患い、いつどのくらい悪くなるか分からない恐れを抱いている中、最近では体力が落ち、それに伴い気力も落ちているという。車いすラグビーについていけないと思うだけでなく、家庭でもそうなのだと。

「父親ってさ、先頭に立って家族引っ張っていきたいものじゃん」という思いで、これまでは頑張っている背中を見せてきたつもりだったが、今では2人の娘たちに追い越され、「娘の背中、見せられっぱなし」。これから年を取ればなおさら「お荷物」になっていくだけと感じ、いっそのこと離れて暮らしたほうが楽なのではと考えるようになっていた。

■国見が悩める伍鉄にアドバイス

そんなある日、スーパーで国見と会った伍鉄。「どうですか?ブルズは」と聞かれて、「ブルズは順調です」と答えたものの、「もう、父親って何なんでしょうか。宇宙のほうが簡単です。式を組み合わせれば必ず答えにたどり着ける。でも親子にはその式がない」と心の中で渦巻いている思いがあふれ出てしまった。

車いすラグビーのコーチとしてはもちろん、父親としても先輩の国見は、「難しい問いですね」と言いながらも、「でも、見ていてあげること、じゃないですかね」と答えた。ちゃんと見ていてあげれば、子どもの思いが分かってくるはずというのだ。コーチとしても、選手は子どもと同じで「見ていてあげることが大事です」と語った。

■伍鉄、立川がそれぞれに家族と向き合う

その後、涼に「一緒に天体観測に行きません?」と誘われた伍鉄。向かったのは立川の自宅だった。

ちょうどそのとき、立川は外に出てきていた。妻と娘たちが仲良さそうに「女子会」をする話で盛り上がっていたのに自分が帰ったと分かったら、そっけなくなり、「どうせ邪魔なんだろ?俺が!」「言って?言えよ。俺が必要ないって。頼む、楽にしてくれ」と思いが爆発して家を飛び出していたのだ。

親子の距離の難しさに共感する伍鉄は、「いっそのこと逃げますか?一緒に父親から」と言う。立川は「そうですね…逃げられたらどんなに楽なんだろう」とつぶやいた。すると涼が「それは違う」ときっぱり。

そして「子どもって、見てたいんですよ。背中を。逃げる背中じゃなくて、どんなに遅くても、痛々しくても、歩く親の背中を、見てたいんですよ」と続けた。涼は、自分が車いす生活になって逃げ出してしまった父親に複雑な思いを抱いているからこその言葉だった。

涼の言葉に背中を押され、自宅に戻った立川が謝ると、同時に妻と娘たちも「誤解させるようなことしてごめんなさい」と謝った。それに驚く立川。実は、妻と娘たちは日本選手権に向けて、内緒で応援動画を作成していたのだった。その動画には家族の愛が詰まっていた。

立川が孤独を感じた描写のとき、視聴者からは「パパだけ蚊帳の外って、あるあるな感じ」「爆発しちゃうのも分かる」と共感の声もあったが、立川家の真相が分かると「誤解でよかった」「家族っていいなぁ」「泣いてしまうではないか」と感動が広まった。

「もう逃げない」。家族の前を歩いていくと誓った立川。そして伍鉄も昊の相談に「どんな答え出しますか」と再び聞かれ、「分かりません」と正直に答えた。

ただ、「くじけるのが怖い。もう無理かも。なぜそう思う、うん…」と独り言のように言った。それに対して昊は「俺は、伍鉄さんや母さんみたいに才能がないの分かってる。そんなこと自分が一番分かってる。分かってるから!どうしていいか分かんないんだ。もう真っ暗なんだよ」と吐露。

すると、昊のピアノに触れて音を出し、「それでも答えは、自分で出すんです。宇宙ってのは、コツコツ、コツコツ考えて、ようやくたどり着いた答えが、ある日突然全部ひっくり返ったりするんです。それでも探すんです、答えを」と伍鉄らしい“答え”。そして鍵盤をたたきながら「何度も、何度も…」と繰り返した。

そんな伍鉄の背中を見ていた昊は思いがけない行動に出た。伍鉄が適当にたたいた鍵盤の音に、昊は「いい旋律でしたね」と刺激され、ピアノを弾き始めたのだ。

SNSには「それぞれの家族の形、よい方向へ進んでいっててよかった」「それぞれの親子の距離を描いた良回でした」と反響があった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部





提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。