「ブルーロック」コラボ御朱印を1日でコンプするには? エゴすぎ〝タイムアタックルート〟を考えてみた

2025年10月15日~12月14日、アニメ「ブルーロック」とコラボしたお守りや御朱印が、滋賀・三重にある三か所のお寺で頒布される......のだが、ちょっと気になることがある。

ブルーロックのコラボグッズが頒布(画像はプレスリリースより、(c)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会)

それは、頒布場所同士の距離である。

今回、お守りや御朱印を授与するのは、この三か所だ。

・比叡山延暦寺(滋賀県大津市)
・戒光山西教寺(滋賀県大津市)
・龍池山松尾観音寺(三重県伊勢市)

......1か所だけ、離れすぎじゃない?

御朱印は寺ごとに別のデザインなので、全スポット巡ってコンプリートしたいと考える人も多いはず。もし遠方から来る人がそう考えた場合、1日で全てを制覇することは可能なのだろうか?

関東在住の筆者が、休日に実際に現地に行くことを想定してタイムアタックルートを考えてみた。

当然の始発スタートです

全ての御朱印をコンプリートするためにはもちろん、お寺の受付時間内に行く必要がある。

延暦寺は午前9時から午後4時、西教寺は午前9時から午後4時半、松尾観音寺は午前8時から午後4時だ。

効率的に時間を使うために、まず目指すのは滋賀の西教寺。

新幹線駅から、一番スムーズに到着できるお寺だからだ。

新幹線で出発(画像はphotoAC)

午前6時ちょうど――乗り込むのは品川始発の新幹線「のぞみ99号 博多行き」。これに乗れば、8時2分に京都駅に到着する。

在来線乗り換え口からでて、JR湖西線ホームへ。15分発の新快速敦賀行きに乗れば、西教寺の最寄り駅「比叡山坂本駅」には30分着。

ここから西教寺までは、歩いていく。江若バス日吉台線が走っているが、ちょうどいい時間にないのだ。上り坂だし、歩きたくないという人はタクシーの予約をしておくと安心かもしれない。

西教寺(画像はphotoAC)

お寺までは、徒歩30分ほど。つまり、ちょうど受付が開始した9時ごろに、到着できるというわけ。

西教寺限定のコラボ御朱印「潔 世一/糸師 凛」(画像はプレスリリースより、(c)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会)

西教寺では潔 世一・糸師 凛の御朱印を入手できる。3か所共通で入手できる御朱印帳・お守り3種類は可能な限りここで手に入れて置いたほうがいいだろう(御朱印帳はオンラインショップでも購入可)。

お守り3種(画像はプレスリリースより)

その後、41分発のバスに乗るまでの間を過ごすことができる。

......つまり、全然ゆっくりはできないのだが、重要文化財の本堂や、客殿にある子堀遠州作の庭園などを時間が許す限り鑑賞させてもらうといいだろう。

1秒も休めません

西教寺停留所からバスに乗ったら、日吉大社前で下車。ここから10分弱歩くと着くのが、比叡山坂本ケーブルのケーブル坂本駅だ。

ケーブル坂本駅(画像はphotoAC)

歩くのが早ければ、10時ちょうど発のケーブルカーに間に合うかもしれない。間に合わなくても30分毎にある。ただ、10時30分のケーブルカーになった場合、もう1秒たりとも無駄にできないと考えたほうがいい。

ケーブルカーで11分ほどかけてケーブル延暦寺駅まで登ったら、そこからまた10分程度歩いて、御朱印の授与場所・根本中堂へ。

根本中堂(画像はphotoAC)

延暦寺入山には巡拝料が必要。現地でも購入できるが、「アソビュー!」「KKday」でWEBチケットを購入しておくことも可能。事前に用意しておくと、スムーズだろう。

延暦寺限定のコラボ御朱印「蜂楽 廻/千切 豹馬」(画像はプレスリリースより、(c)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会)

根本中堂で蜂楽 廻・千切 豹馬の御朱印を授与してもらった瞬間、時計を確認しよう。広大な延暦寺、くまなく見て回ろうと思ったらそれこそ1日がかりだが、今はブルロ御朱印タイムアタック中。他のすべてを諦めなければならない。

自分の歩行スピードを考えて、ケーブル延暦寺駅11時30分発のくだりに乗ることができれば、3つめの御朱印もその日中にゲットできる可能性が見えてくる。

ブルーロックコラボの御朱印帳(画像はプレスリリースより、(c)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会)

あるいは、名古屋駅で新幹線→近鉄名古屋の乗り換えを10分で完了させる自信があれば、12時発でもなんとかなるかもしれない。

配信元: Jタウンネット