
2025年3月21日に放送された、津田健次郎が主演を務める「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」が、国際メディアコンクール「ニューヨーク・フェスティバル2026」のドキュメンタリー・Docudrama(ドキュドラマ)部門にて金賞を受賞した。
■30年前の“地下鉄サリン事件”の裏側を描く
本作は、30年前の1995年3月20日に発生した“地下鉄サリン事件”を題材にしたドキュメンタリードラマ。事件発生から30年の年月を経て、あのとき何が起こっていたのか、そして自らの命も危険にさらされる中で懸命に救助にあたった者たちの姿を救命ドラマとして描く。
「第62回ギャラクシー賞」のテレビ部門で入賞、「第41回 ATP賞テレビグランプリ」総務大臣賞のドラマ部門にノミネートされたほか、「2025年日本民間放送連盟賞」の【番組部門】テレビ報道番組の優秀賞を受賞するなど、国内で高く評価された本作が、今回初の国際賞を受賞した。
なお、日本のドキュメンタリードラマとしては、2017年以来の金賞受賞となる。フジテレビのドラマ作品が金賞を受賞するのは本作が初となる。
■「ニューヨーク・フェスティバル」とは
「ニューヨーク・フェスティバル」は、1957年に創設された、テレビ・映画・ラジオ・広告・インターネットなど幅広いジャンルの映像作品を審査・表彰する国際的なコンクール。毎年、世界40カ国以上から多数の作品がエントリーされる。日本時間5月22日朝7時より、「ニューヨーク・フェスティバル」オフィシャルサイト上でオンライン授賞式が開催され、優秀作品に金賞・銀賞・銅賞などが授与された。
■“地下鉄サリン事件”とは
“地下鉄サリン事件”とは、日本の首都・東京で発生した化学テロ事件。地下鉄丸ノ内線、日比谷線、千代田線の車内で神経ガス・サリンが散布され、死者14人、重軽傷者は約6000人におよび、化学兵器が一般市民に使われた初の事件として世界に衝撃を与えた。
ラッシュアワーの時間帯にサリンがまかれパニックに陥った東京。駅や病院では、ひとりでも多くの命を救うため、懸命な救命救助活動が行われていた。事件の裏側にあった一つひとつの救命活動が積み重なり、多くの命が救われていた。本作では、その緊迫した状況下での救助の模様を独自取材。さらに、初めて全容が公開された営団地下鉄の音声記録も交え、救命救急ドラマとして放送された。
“地下鉄サリン事件”を独自取材に基づき、一部フィクションを含むドキュメンタリードラマとして描いた本作は、現在FODにて有料配信中だ。
■山崎貴博氏(企画・プロデュース/フジテレビ)コメント
このような賞をいただき、大変光栄に思います。本作は、日本に実在したカルト宗教組織が起こした未曾有の化学テロ事件を題材にしています。若い世代は事件そのものを知らず、当時を知る世代でも記憶が薄れつつある中で、あえて“事件当日に何が起きたのか”に焦点を絞り、多くの方のご理解とご協力をいただきながら、ドキュメンタリードラマとして表現しました。いまだに後遺症に苦しんでいる方も多く、日本にとって決して忘れてはならない事件をテーマにした作品で、こうして国際的な賞をいただけたことに、心から感謝します。そして、制作にあたり、それぞれの思いをもって取材にご協力くださった皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。
※山崎貴博氏の「崎」は正しくは「たつさき」

