佐藤アイさんは、夫と2歳の息子・レン君、義母の4人暮らし。初めての子育てに奮闘しながら、レン君を育てています。
レン君は幼いころから感情の起伏が激しく、2歳になるころには、気に入らないことがあると泣き叫ぶようになりました。アイさんは育児書などを読み漁り、レン君のイヤイヤ期も「もう少しの辛抱」と明るく乗り切ろうとしています。
そんな中、テレビから「親の暴力によって子どもが亡くなった」というニュースが流れ……。
息子の癇癪に焦る母…そこへ現れたのは!?















テレビから流れる子どもの虐待死のニュースを、どこか他人事のように感じていたアイさん。「かわいそう」「気の毒」と思いながらも、自分には無関係の世界だと思っていました。
その後もレン君の癇癪は収まらず、この日も食事をこぼして泣きわめき始めます。「早く泣き止ませないと」とアイさんが焦っていると、タイミング悪く義母が現れました。
「また泣かせてるの? お隣さんにまで聞こえたら恥ずかしいわよっ」義母にそう言われ、アイさんの笑顔がひきつるのでした。
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個人差はありますが、イヤイヤ期は1歳後半から2歳ごろに始まることが多いとされています。3〜4歳ごろになり、自分の言葉で気持ちを伝えられるようになると、徐々に落ち着いてくるケースも少なくありません。
イヤイヤ期には、自分の思いが通らないときや物事がうまくいかないときに、泣き叫ぶ、床に転がる、物を投げる、叩くといった行動が見られることがあります。子どもの気持ちを言葉にしてあげたり、「こっちとこっち、どちらにする?」と選択肢を示して自分で選ばせたりすることで、気持ちが切り替わる場合もあります。
すぐにうまくいかなくても、「今はこういう時期」と受け止め、保護者がひとりで深刻に抱え込みすぎないことも大切です。つらさや不安が続く場合は、家族や自治体の相談窓口、小児科などの専門機関に相談しましょう。
今回のように「また泣かせてるの?」といった言葉は、保護者を追い詰めてしまうことがあります。周囲も温かい目で見守りたいですね。
監修:松井 潔先生(小児科医)神奈川県立こども医療センター
次の話を読む → 監修者:医師 医療法人産育会 堀病院 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、医療法人産育会 堀病院にて新生児診療に従事。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
著者:マンガ家・イラストレーター 桃津もっち
