βカロテンが不足すると現れる症状

夜盲症
暗くなると視力が低下し、また暗さに目が慣れるのがおそくなる症状が現れます(とり目)。βカロテンやビタミンAを含む食品を摂取することを心掛け、不安であれば眼科を受診してください。
皮膚や粘膜の乾燥・角化
ビタミンAは粘膜の材料となるため、不足すると肌がカサついたり、鼻や喉の粘膜が弱くなります。体内でビタミンAに変換されるβカロテンを多く含む食材を、油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。耳鼻咽喉科を受診すると良いでしょう。
免疫力低下・風邪をひきやすい
鼻や喉の粘膜が弱くなることで、細菌やウイルスへの抵抗力が弱まり、風邪や感染症にかかりやすくなります。ビタミンCやビタミンEと一緒にバランスの良い食事を心掛けてください。酷い場合は、内科を受診してください。
βカロテンが不足しやすい人の特徴

偏食が多い
食事が炭水化物や肉中心で、コンビニや外食が多い人は野菜の摂取が少なくβカロテンも不足する可能性があります。
緑黄色野菜の摂取が少ない
野菜を食べていても緑黄色野菜はほとんど食べない方も、βカロテンが不足する可能性があります。
ダイエット中の人
ダイエットで脂質を制限しやすいため、吸収率が弱くなり不足する可能性があります。

