
まえだ永吉(@eikiccy)さんがブログに投稿した『保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?』がネットで注目を集めている。本作は保育園での勤務経験がある作者の体験談をもとにしたフィクションだ。あらすじとともに、作中の母親の言動について作者に話を聞いた。
■仕事優先の母親と困惑する保育士



音喜多あいかさんは開園前にもかかわらず「おはようございまーす!」と息子のはると君を連れて登園する。担任から「開園の7時前はこちらも準備があるので…」と注意されるが、「私も仕事行く準備で忙しいんです!」と逆ギレする。連絡帳には19時ごろの迎えとあるが、実際は過ぎることが多く、先生たちは仕事を優先する両親を見てはると君を心配していた。
ある日、はると君が38.5度の熱を出し、多屋先生はあいかさんの携帯へ電話する。出ないため職場へ連絡すると、今日は仕事が休みだと発覚。その後、父親にかけると大きなため息をつかれ、「僕からも妻に一度かけてみるので、もう少し待ってもらえますか?」と言われてしまう。多屋先生はほかの先生と現状を共有し、不審感を抱き始める。
■ルール徹底に対する作者の思い
19時を過ぎてようやく迎えに来たあいかさんに、はると君の状態と職場へ連絡したことを伝える。すると彼女は深いため息をつき、不機嫌そうな表情ではると君を連れて帰っていく。
「忙しい保護者の支援は保育士さんたちの仕事じゃないんですか〜?」という発言について、作者は「そりゃそうなんだけど、『ルールはルールですから守ってくださいね』という感じです。ルールを破ることを一人でも許すと『ウチも』『ウチも』となって対応にキリがないので、徹底したほうがいいと思います」と語る。
仕事を優先する両親の姿からは自宅での育児環境も気がかりだが、ほかにも多くの作品を描いている作者の活動をぜひ読んでほしい。
取材協力:まえだ永吉(@eikiccy)
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