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糖尿病の数値が悪化した自分の行動を「子どもみたい」と笑って棚に上げた母 <母の認知症介護日記>

糖尿病の数値が悪化した自分の行動を「子どもみたい」と笑って棚に上げた母 <母の認知症介護日記>

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
先日、ワフウフさんの息子・メラニンくんが二十歳を迎え、お祝いをしました。母・あーちゃんは、もともと子煩悩なタイプではないのですが、孫のことはあーちゃんなりにかわいがってくれています。ただ、やはり最近は孫たちの年齢すら曖昧になっていて、メラニンくんが二十歳になることを伝えたときも「ええっ、メラニンくんもう二十歳になるの!?」と驚いていました。しかし、その後すぐに二十歳を迎える孫を祝うのではなく「そりゃあ私がおばあちゃんになるわけよねえ……」と嘆いている姿を見て、ワフウフさんはなんともあーちゃんらしいな……と、苦笑いです。ちなみに、あーちゃんも先日誕生日を迎え、施設で誕生日会に参加したのですが、そのときにもらったらしい音が鳴るバースデーカードは、音を出す部品だけ残して消えてしまい、ワフウフさん姉妹はどんなカードをもらったのか、見ることができませんでした。


あーちゃんの糖尿病を診てもらっている病院を変えてから、2回目の通院日がやってきました。心配していた数値も落ち着いていて、ワフウフさんはひと安心。しかし、診察室に呼ばれる前に処置室で血圧測定や採血をしてもらっているとき、看護師さんから「普段血圧は測っていますか?」「朝食は何時に食べましたか?」と聞かれたあーちゃんは、まったく違うことを答えていました。ワフウフさんがフォローできたからよかったものの、この様子だとやはりひとりで病院に行くのは難しいだろうな……と痛感したというワフウフさん。そして、施設の訪問医は基本的に問診だけで済ませてしまうと聞いて、糖尿病の病院を変えたのは大正解だったと思っていました。

気になる症状が再発…

母の認知症介護日記/ワフウフ


約2年前、あーちゃんのパーキンソン症状(体の動きが遅くなったり、筋肉がこわばったり、手足がふるえたり、バランスを崩しやすくなったりする状態)が気になったことが、認知症の専門病院を受診するきっかけでした。薬を調整してもらったことで、かなり症状は落ち着いたのですが、このところまた歩き方が気になるように……。


母の認知症介護日記/ワフウフ


あーちゃんは、相変わらず自主的に運動しているかのような発言をしています。


母の認知症介護日記/ワフウフ


でも、今の歩き方だとほとんど運動にはならないような気がしています。もちろん、歩かないよりはいいと思いますが。

母の認知症介護日記/ワフウフ


前回、認知症の診察を受けている病院へ行ったときに相談したところ、薬を調整してもらえたので、しばらくは様子見です。あーちゃんは自分のパーキンソン症状に自覚がないので、声かけを頑張ります。


母の認知症介護日記/ワフウフ


こう言って素直に腕を振ってくれるのはいいけれど、続くのは1分くらい……。


母の認知症介護日記/ワフウフ


その後は、またスリスリと歩き出してしまいます。なんとか、自分の足で歩き続けられるといいのですが……。

母の認知症介護日記/ワフウフ


施設に入居する前は、食事と薬の自己管理ができずに糖尿病の数値が悪化し、入居してからも訪問医に減薬されたことで、さらに悪化が続いていたあーちゃん。


母の認知症介護日記/ワフウフ


本人の自覚はないので、甘いものへの執着がすごくて手を焼いていました。


母の認知症介護日記/ワフウフ


しかし、ここにきてようやく数値が落ち着いてきたので、念願のパン食べ放題で誕生日会を開催しました。施設ではご飯ばかりだったので、あーちゃんは大喜び。

母の認知症介護日記/ワフウフ


満足してくれてよかったのですが、会話をしていて気になったのが、あーちゃんは自分の糖尿病の数値がどんな状態なのかを理解できていないのでは……? ということ。


母の認知症介護日記/ワフウフ


会話をしていても、反応を示すのは、数値がうんぬんよりもパンを食べられない、食べられるという部分のみ。


母の認知症介護日記/ワフウフ


でも、なぜ糖尿病の数値が悪くなってしまったのかという話をしたときには……。

母の認知症介護日記/ワフウフ


いつものように「意識」のせいにしてから……。


母の認知症介護日記/ワフウフ


「子どもみたいね!」と笑って、話を終えていました……。全然笑うところじゃないですけど!


母の認知症介護日記/ワフウフ


自分のことなんだけど……? 私たちがどれだけ振り回されたと思ってるの……?


約2年前、新しい病院を受診するきっかけになったのが、あーちゃんのパーキンソン症状で、カクカクした動きやすり足、歩き始めになかなか足が出ないといった気になる点を、当時かかりつけ医として認知症の薬も処方してくれていた糖尿病の先生に相談したところ「加齢による筋力低下ですね!」とあっさり流されてしまい、別の病院を探すことになったのでした。新しい病院では、その症状が「大脳皮質基底核症候群(脳の表面の大脳皮質と深い部分の基底核の働きが障害されて起こる、進行性の神経症候群)」だと判明し、薬を調整してもらった結果、あーちゃんのパーキンソン症状はすっかり落ち着いていました。


しかし……。近ごろ、またあーちゃんの歩き方に違和感を覚えるようになり、以前のようにパーキンソン症状が出てきてしまいました。前回の認知症の診察のときに先生に相談して薬を調整してもらったので、しばらくは様子見です。なんとかパーキンソン症状を悪化させず、自分の足で歩き続けられるようにしてあげたいです……。


施設に入居する前は、薬も食事も管理できなくなり、糖尿病の数値が悪化していたあーちゃん。その後、施設に引っ越してからも、訪問医の判断で減薬された結果、過去最悪の数値に……。しかし、病院を変えたことでようやく数値がベストに近くなったので、あーちゃんが熱望していたパンの食べ放題で、あーちゃんの誕生日会を開催しました。もちろん、あーちゃんは大喜びでしたが、なぜ糖尿病の数値が悪化したのかという話題になったときに、飴をボリボリ噛んで食べていたことや、ごはんの代わりにお菓子や菓子パンを食べていたことを話すと「きっと無意識にやっていたのね!」と、いつも通り意識のせいにしてから「なんか子どもみたいね!」と笑っていました……。自分の話なんですけどね。


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毎日のように面会に行くのも大変だと思いますが、それ以上にあーちゃんの細かい動きや様子をしっかり観察するのも決してラクではないはずです。ささいな変化に気付いて、すぐに病院で医師に相談できるのは、ただ会って散歩をするだけではなく、日々の変化を見逃さないようにしているワフウフさん姉妹の努力の賜物ですね。



※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。


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著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ

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