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母が仕事を辞めたのは僕のせい?罪悪感を口にする息子に父は自分のせいだときっぱり【残念な僕の母親22】

母が仕事を辞めたのは僕のせい?罪悪感を口にする息子に父は自分のせいだときっぱり【残念な僕の母親22】

前回の話

高級マンションで暮らす、素顔非公開の超人気マンガ家の知佳さんを叔母に持つ高校生のユウトくん。ユウトくんの母麻里さんと父宗太さんは、麻里さんが知佳さんの財産を狙ったことが原因で離婚し父子家庭になりました。麻里さんの希望で月に一度面会はしているものの、お金の話題ばかりでうんざりのユウトくん。ある日、知佳さんのマンションの入り口で麻里さんに会ったユウトくんは、お金目当てで訪ねてきたのだと思い「もう来ないでくれ」と麻里さんを突き放しました。しばらくして知佳さんの家のポストに脅迫めいた手紙が投函され、麻里さんの仕業に違いないと思ったユウトくんはマンションの入り口を見張ることにします。数日後、怪しい人物の姿を見つけたユウトくんは麻里さんだと思い飛び出しますが、そこに居たのは別人。犯人がユウトくんに襲いかかろうとすると、どこからか麻里さんが現れホウキを振り回して犯人を撃退。ユウトくんが脅迫文の犯人捜しをしていると知っていた麻里さんは、心配してこっそり見守っていたのでした。母親を疑ってしまったことを申し訳なく思うユウトくんに、祖母は麻里さんが寂しさからユカさんや知佳さんに酷い態度を取っていたのではと話し、麻里さんのユウトくんへの愛情は間違いないからもっと話し合うようアドバイス。その後、祖母の提案で知佳さんの家に招かれた麻里さんは、今までの自分の行いを詫び、知佳さんの正体はこれからも黙っていると誓いました。すると、そこへ現れた宗太さんが職探し中でオシャレが好きな麻里さんにジュエリー販売員の話を持ちかけます。前のめりで仕事の話を聞く麻里さんを見て、祖母は知佳さんが映画ヒット記念パーティで着る服を選んで欲しいとお願いします。目立つのが苦手な知佳さんが拒否するも、祖母とユカさんはノリノリ。麻里さんは「私に任せてください!」と自信満々に胸を張りました。

母が大好きなアパレルの仕事をやめたのは僕のせい?

母が結婚前にアパレル関係の仕事をしていたことはおばあちゃんから聞いていました。でも、まさか知佳さんがパーティで着る服のスタイリングを母に任せるなんて・・おばあちゃんは何を考えているんだろう。目立つのが苦手な知佳さんは断ろうとしていましたが、おばあちゃんとユカさんの希望で母が知佳さんをプロデュースすることが決まってしまいました。

「知佳さん、大丈夫なのかな」家に帰って改めて考えましたが、やはり心配です。「人前に出るのが苦手なうえに、母さんと相性悪いのに」と不安な気持ちを呟くと、「まぁ、知佳だっていつまでも社会性ゼロってわけにはいかないだろ。いい大人なんだし」と父も心配な気持ちはあるものの知佳さんを応援したいようです。

「でも、母さんのコーディネート、ド派手になりそうで・・心配」たしかに母はオシャレだと思いますが、派手なファッションが多く、知佳さんには合わないような気がします。すると、「大丈夫だよ。麻里はファッションに関してはプロなんだ。アパレルで働いてた時もかなり売り上げ良くて・・バイヤー業務も任されるぐらいだったんだぞ」とどこか誇らしげに母の話しをする父。おばあちゃんからも母の昔の話しはちょっと聞いていましたが、そんなにすごかったなんて全然知りませんでした。

続けて父は「それを大事にできなかったのが父さんだからな。自分の仕事に夢中になって、麻里のことも、ユウトのことも蔑ろにしてた」と後悔の念を口にしました。結婚して僕が生まれて大好きな仕事をやめた母。本当はずっと仕事を続けたかったに違いありません。「僕のせいで母さんは仕事をやめたのかな」そう呟くと、

父は「それは違う。父さんが麻里に全てを任せて、それが彼女の負担になってることすら気付いてなかったからだよ」と僕の責任を否定し、自分の責任だときっぱり。「知佳と一緒で、父さんも夢中になると一つしか見えなくて・・」と苦笑いする父を見て、おばあちゃんが言っていたことを思い出しました。「おばあちゃんが、上2人は仕事以外に盲目すぎる、子育て間違えたかしらって言ってたよ」と伝えると、

「そういう意味では、康太が一番バランスいいかもな。末っ子だからか?」と首を傾げた父は、「とにかく、麻里にはもう一度元気になってもらいたいんだ」と真剣な顔で言いました。「そうだね。僕も、昔みたいに明るく笑う母さんに戻ってほしい」いつも笑顔で楽しそうにしていた母のことを思い返しながら、僕は強くそう思いました。

ユウトさんと麻里さんと宗太さん家族は、本当はお互いに思いやっていたのにどこかですれ違ってしまったのかもしれませんね。知佳さんのプロデュースは麻里さんの腕の見せ所。これをきっかけに麻里さんが笑顔を取り戻せるといいですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

配信元: ママ広場

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