小野花梨&石井杏奈、プライベートでもラブラブ「20個くらい約束をしています」<小さい頃は、神様がいて>

小野花梨&石井杏奈、プライベートでもラブラブ「20個くらい約束をしています」<小さい頃は、神様がいて>

北村有起哉&仲間由紀恵&小野花梨&石井杏奈
北村有起哉&仲間由紀恵&小野花梨&石井杏奈 / ※ザテレビジョン撮影

北村有起哉が主演を務めるドラマ「小さい頃は、神様がいて」(毎週木曜夜10:00-10:54 ※初回は夜10:00-11:09、フジテレビ系)の完成披露試写会が9日に行われ、北村、仲間由紀恵、小野花梨、石井杏奈の4人が登壇。初回放送を前に、ドラマの見所や撮影現場の様子、さらにはドラマのタイトルにちなんで、小さい頃に信じていて迷信などを語った。

■岡田恵和が描く大人なホームコメディー

本作は「最後から二番目の恋」シリーズ(フジテレビ系)などで知られる脚本家・岡田惠和が新たな夫婦の形を丁寧に紡ぐ、大人のドラマだ。2人の子供を持つ主人公・小倉渉(北村)とその妻・あん(仲間)は、19年前にあることがきっかけで「子供が20歳になったら離婚する」という約束を交わす。ところが、渉はその言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた。一方、あんはその約束を心の支えとして19年を過ごしてきた。全く異なる思いを抱えて過ごしてきた2人。しかし、何気ない日常の中で、少しずつその心が揺れていく…という物語が描かれる。

■北村有起哉「(ドラマを観て)優しい気持ちになりました」

初回放送に先駆け会場では1話目を先行上映。北村は登壇すると、会場に来ている方々に「皆さん今見たばっかりということで、ちょっと余韻に浸りたいところもあるか思いますけども、今ここでしかできないお話をささやかではございますが、できたらなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。

そして今夜から放送がスタートするということで、改めて本作を見た感想を聞かれると「3家族が同じマンションで生活をしてるという設定があるんですけども、それぞれの家族が本当に織りなしているなって思っていて。どのご家族もそれぞれの背景や人生を背負ってるというか、それが見事に織りなしていて優しい気持ちになりました」とコメント。

続く仲間は「どの家族も、それぞれいろんなものを抱えながらも不器用に、でも一生懸命生きてるという、周りから見るとちょっとくすって笑ってしまうようなシーンもたくさんあったかと思いますけど、本人たちはもう極々本当に真面目に一生懸命ただただ生きてるだけの登場人物たちですよね。どのシーンを見ても愛しい人たちだなと感じながら見ておりました」と振り返った。

また、たそがれステイツの2階の住人で、明るく社交的な性格で、誰とでもすぐに打ち解けられる樋口奈央を演じた小野は「シンプルにすっごく面白かったです。岡田さんの台本って少し変わってるなと思うのが、人物の表情を描くときに、よく『…』と表示されていることがあるんですけど、その下に心の声みたいなのが書いてあることがあって、そこを読んでどうやって表現されるのかというのを、私は現場ですごい楽しみにしていたんです。それをようやく見れて、『こうなったか』とか、『なるほどね』とか、それがとっても楽しかったです」と現場にいたからこそ分かる楽しみ方をした様子だった。

さらに、奈央の高校の同級生で、やがて恋人同士になり、現在奈央と同棲中の高村志保を演じた石井は「本当に面白くて、すごく大好きなドラマだなと思いました。3家族、3世代、それぞれの良さが発揮されていて、1話では大まかな、パートナーになるまでの生い立ちなども描かれています。そういうことがあって、今の2人になってるんだな、と見ていて分かる感じが、すごく温かいなと思ったり、脚本の段階では想像できなかった酒井監督の編集の仕方がすごくポップで、さらに見やすく、分かりやすくなっていて、そういう部分がリズミカルで好きだなと思いました」と笑顔で語った。

■石井杏奈が小野花梨に連絡「花梨のことが大好きだから、何の問題もない」

北村と仲間は12年ぶりの共演。北村は「時代劇でご一緒させていただいていましたが、今回と全然世界観も違いますし、関係性ももうちょっと敵対するような関係性でした」と振り返る。久々の共演となった2人だが、仲間は「お芝居で私たちを引っ張ってくださっていて、明るい現場で楽しい毎日です」と北村の今回の座長っぷりを語った。

また、小野と石井も共演するのは10年ぶりだが、プライベートでご飯に行くなど普段から仲が良いことを明かした。今回の役柄がアドリブのシーンも多いとのことだが、「本当に花梨と仲が良いので、仲の良い奈央と志保を演じる上で、相手役が花梨ですごくやりやすかったです」と石井が言うと、「この作品を杏奈と一緒にやることが決まった時に、杏奈が「杏奈は花梨のことが大好きだから、何の問題もない」っていう連絡をくれたんですよ。それがすごくうれしくて…」と小野が撮影に入る前のエピソードを明かし、プライベートでもラブラブな様子だった。


■仲間由紀恵「『転んだところに戻って魂を取ってこい』と言われて…」

後半に差し掛かると、ドラマのタイトルにちなんで「子供の頃、本気で信じていた迷信は?」と言う質問が。仲間は「私は沖縄の出身なのですが、転ぶとその場に自分の魂が落ちるっていう風に言われて育ったんです。なので転んだらそこで『“マブヤー”3回唱えて帰ってきなさい』と言われていました」と沖縄ならではの迷信を明かす。しかし、1度転んだ際に唱えるのを忘れて家に帰ったことがあるという仲間。「『転んだところに戻って魂を取ってこい』と言われて…」と子供の頃の苦い記憶を語った。

北村は「祖父が、家にいる朝の蜘蛛は縁起がいいけど、夜の蜘蛛は“よくも来たな”って…」と信じていた迷信と共にダジャレを披露。「子供の頃に言われたので信じていて、未だにその印象が残ってます」と続けた。

また、「本作は子供が二十歳になったら離婚するという約束した夫婦の物語ですが、皆さんがかつて交わした家族や友人との約束はありますか?」と聞かれると、石井は「この現場で花梨とめちゃくちゃ約束してます。やりたいことリストがいっぱいあって、『ここのお店に行こう』とか、『温泉に行こう』とか、『海外に行こう』とか、『花梨の作ったご飯を食べる』とか…」と、20個ほど約束をしていると告白。小野は「今5個くらいかなっています」と順調であることを笑顔で明かした。

そして最後に会場来ている方々に北村は「今の世の中、人と人との繋がりが薄くなっているのではないかなと。なので、1話をご覧になった皆さまの中にも少し違和感を感じるようなシチュエーションがあったかもしれません。でもこれはドラマなので、現代ではファンタジーかもしれませんが、昔はこうやって人と人とが繋がって支え合って助け合っていたのではないか。多分そこに、岡田さんの思いがこもってると思いますので、そういった部分も意識して演じています。」とコメント。

さらに「この作品を飲み物に例えたら、白湯だと思ったんですね。すっごく優しいものを飲んだ時の、体中に染み渡るような心地いい想像をしています。ドラマは今日から始まるので、最後まで見届けてもらいたいです。本日は誠にありがとうございました」と締めくくった。




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