
駒木根葵汰×新原泰佑がW主演を務める水ドラ25「25時、赤坂で Season2」(毎週水曜深夜1:00-1:30ほか、テレ東系ほか/TVer・Leminoにて配信)の第2話が10月8日に放送された。羽山を尊重して見守る明野の姿が描かれ、かっこよくて胸が熱くなった。X(旧Twitter)でも、「明野さん良いマネージャーさんすぎる!好き!」「明野さんの『白崎くんと、あなた自身を』泣いちゃう」とコメントが寄せられ、トレンド入りを果たした。(以下ネタバレを含みます)
■芸能界を舞台に、俳優同士の恋模様を描くラブストーリーの続編
夏野寛子氏による同名漫画を原作とした同ドラマは、芸能界を舞台に、美しい容姿と実力を兼ね備えた人気モデルで俳優の羽山麻水(駒木根)と、オーディションを勝ち抜き羽山の相手役に大抜てきされた新人俳優・白崎由岐(新原)が恋に落ちていく様子を甘く切なく描いたラブストーリーの続編。前作は2024年4月期に放送された。
今作では、両思いの末にようやく結ばれた羽山と白崎のその先の姿を描く。胸に秘めた思いを通わせ、晴れて恋人同士となった羽山と白崎。人気俳優として順風満帆に仕事をこなす羽山、注目の若手俳優としてステップアップした白崎は、多忙なスケジュールの僅かな隙間を縫い、羽山の家で時間を共にしていた。
予定通り撮影準備に入った「昼のゆめ」のスペシャルドラマだが、そこに2人の関係に波乱を呼び起こす出来事が起きる。さらに、原作で人気を博す“舞台編”も描かれる。
■羽山×白崎に関わる登場人物も多彩なキャストが演じる
Season1からの続投キャストでは、羽山と同期の俳優で、「昼のゆめ」の共演者である佐久間はじめを宇佐卓真が、佐久間の後輩で、「昼のゆめ」の共演者である山瀬一真を南雲奨馬が演じる。
また、羽山と白崎とは大学時代に同じ演劇サークルに所属していて、羽山の良き理解者であるゲイバーの店員・三原望役に篠原悠伸、新人俳優の白崎を抜擢した「昼のゆめ」監督・川田明日香役に今川宇宙、「昼のゆめ」スペシャルドラマの制作が決定し、引き続き作品を盛り上げるべく奮闘しているドラマプロデューサー・牧田大輔役に福津健創。
さらに、羽山の母親でモデル出身の羽山はるか役の雛形あきこ、白崎のことを全力でサポートするマネージャー・篠田翔太役の橋本淳、羽山をスカウトし、モデルデビュー時から担当する敏腕マネージャー・明野圭役の片山萌美が引き続き出演する。
一方、新キャストでは、舞台「雨と懺悔」の演出家・青山慶一郎役を中村まことが、舞台「雨と懺悔」の出演者で、舞台界で名を轟かせる青山慶一郎作品の常連キャスト・藤岡隆史役を石田佳央が、舞台「雨と懺悔」のプロデューサー・野澤玲子役を町田マリーが、舞台「雨と懺悔」のオーディションに参加している若手俳優で、過去の経験から白崎に対してとある思いを抱えている黒木蛍太役を夏生大湖が務める。
■恋人となった羽山と白崎は甘い日々を過ごす
ドラマ「昼のゆめ」をきっかけに一躍時の人となり、超人気俳優・羽山麻水とついに恋人となった白崎由岐。2人は多忙を極めながらも、羽山の家で逢瀬を重ね、甘い日々を過ごす。「昼のゆめ」の続編スペシャルドラマも制作されることに。
そんなとき、羽山と白崎は、羽山のマネージャー・明野にキスしているところを目撃されてしまう。明野はスキャンダルを恐れ、白崎とは別れるように羽山を説得する。
しかし、羽山と白崎は別れない気持ちを固める。
■明野「絶対に守りなさいよ。白崎くんと、あなた自身を」
羽山が明野に「明野さんに言われたこと、ちゃんと考えた」と言うと、「そう。で、距離は置くの?」と明野。
羽山が明野の目をしっかりと見つめて「置きません」というと明野の表情が険しくなる。「距離が離れたら心も離れる。だから、離れません。そのうえでお互いのキャリアも守ります」と羽山がきっぱりと告げると、「できるの?」と明野は尋ねる。
羽山が「やります」と答えると、明野はやわらかくうなずく。「俺たちのこと心配してくれて、ありがとうございます」と頭を下げる羽山。
「別に。ただあなたの商品価値が下がると困るから」と明野はほほ笑む。そして、改めて羽山に真剣な目を向け「絶対に守りなさいよ。白崎くんと、あなた自身を」と明野は伝える。
「うん」とうなずいてから羽山は「はい」と言って笑う。「じゃ、この話はおしまい!」と言うと明野は立ち上がって去ろうとする。羽山が「明野さん」と立ち上がって、「ありがとう」と感謝を述べると、明野は笑ってうなずいて立ち去って行くのだった。
明野が芸能人としての羽山を心配しつつも、羽山を尊重して見守るスタンスがかっこよく胸が熱くなった。X(旧Twitter)でも、「明野さん良いマネージャーさんすぎる!好き!」「明野さんの『白崎くんと、あなた自身を』泣いちゃう」「明野さんの見守ってる感、強くて優しくて頼もしい」「明野さんの言葉のひとつ、ひとつに愛を感じて涙が止まらない…」「明野さんの愛が滲み出てて良かった」とコメントが寄せられ、トレンド入りを果たした。
◆構成・文=牧島史佳

