松村沙友理の怒りの芝居と白洲迅の受けの芝居の温度差にクスッ「このドラマかわい過ぎ」の声も<今日もふたり、スキップで>

松村沙友理の怒りの芝居と白洲迅の受けの芝居の温度差にクスッ「このドラマかわい過ぎ」の声も<今日もふたり、スキップで>

「今日もふたり、スキップで」第3話より
「今日もふたり、スキップで」第3話より / (C)NTT DOCOMO, INC.

松村沙友理、白洲迅のW主演によるLeminoオリジナルドラマ「今日もふたり、スキップで」の第1話から第3話までが10月4日に一挙配信された。初週には第1話と第2話をまとめた特別編が地上波でも放送され、「このドラマかわい過ぎる」「のんびりほのぼの日常系好き〜」と視聴者からさまざまな声が寄せられた。(以下、第3話までのネタバレを含みます)

■夫妻が共通の趣味を探す

同ドラマは、ものすごい愛の超共感型エッセー「今日もふたり、スキップで ~結婚って“なんかいい”」を原案に、平凡な毎日に潜む“なんかいい”瞬間を丁寧にすくい取った“共感型ストーリー”。夫婦が一緒にストレッチしたり、お気に入りのトレーナーを取り合ったり、2人で夜道を散歩したりと、平凡だけど幸せな夫婦生活をユーモアたっぷりに描き、見る者に「結婚ってなんかいい」「こういうことあるある」と思わせてくれる、ほのぼのとした心温まる内容となっている。

第3話「ご趣味はめいめいに」では、妻の学生時代からの親友・唯(山下リオ)が登場。最近恋人と別れた唯は婚活パーティーに参加するが、パーティー参加者からの「趣味は何ですか?」「休みの日は何をしているんですか?」という質問に、自身の無趣味さを痛感する。

後日、唯は妻に「ハマるものがない。何も詳しくない…。空っぽ人間!」と嘆き、「一緒の趣味があったら、休みの日も一緒に楽しめたりできる。彼氏より先に趣味を探そうかなって」と漏らす。

その後、妻は夫との間に共通の趣味がないことについて考える。夫はゲームをするが妻はしない、妻はギョーザを包むのが好きだが夫は料理をやらない。夫はキャンプが好きだが、妻は家のベッドで寝たい…。趣味において全く足並みがそろわないことにあらためて気付き、「一緒の趣味があれば、もっと楽しいのかな」とポツリ。

そんな妻の発言に、夫は「俺は別に今のままで十分楽しいけど」と言いつつ、「BL読んだことないけど、読んでみようかな」と妻の趣味にハマれるかどうか、一歩踏み出してみることに。

■BL漫画を巡り…妻が激高!

初心者にも読みやすい作品を紹介して先に寝た妻が深夜にリビングに戻ってみると、夫がまだBL漫画を手にしている。「まだ起きてたの?」と声をかける妻に、夫は「このストーリーって、男の人に限定する必要はないと思う」「ずいぶんとご都合主義じゃない」「君は誰に感情移入して読んでいるの?」「この擬音。こんな音する?」と、読んでいて引っ掛かっていたことをまくし立てるように語る。

すると、いつもは穏やかな妻が「うるせえ!」とテーブルをたたいて立ち上がり、「BLは理屈じゃねぇんだよ。都合よく“萌え”を搾取するファンタジーなんだよ! それが分かんねえんなら、二度と聞いてくんな!!」と激高。あまりの剣幕に目を見開き口をあんぐりと開けて聞いていた夫は「君は…本当にBLが大好きなんだねぇ…」と、しみじみつぶやいた。

本作のテーマである“ほっこり”とは真逆の、ピリつく雰囲気となった同シーンでは、2人が見せる芝居の温度差に思わずクスッとさせられる。普段は温厚で穏やかな妻を演じる松村の、別人のように激怒する芝居とその変わりようは圧巻。そして緊張感が高まる中、白洲のあぜんとした表情の後に飛び出す、少しズレたせりふ回し。まさに“緊張と緩和”の絶妙なバランスが光り、思わず吹き出してしまう視聴者も少なくないだろう。

“ほっこり”具合はもちろん、“緊張と緩和”で笑いを巻き起こすコミカルなシーンを作り出す、2人の掛け合いに今後も期待したい。

初週に第3話まで配信されると、SNSでは「平和なドラマでよかった」「ちょうど良いゆるさでいい感じ」「すてきなドラマに癒やされた」「土曜の夜にほっこりできた」「とても穏やかで温かい」などと、癒やされる人が続出している。

Leminoオリジナルドラマ「今日もふたり、スキップで」は、毎週土曜深夜0時に新エピソードをLeminoで配信中。

◆文=原田健


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