強くならなくてはいけない時に読んでほしい…不倫を暴く女4人の友情ドラマ【著者インタビュー】

強くならなくてはいけない時に読んでほしい…不倫を暴く女4人の友情ドラマ【著者インタビュー】


コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、同じ女子校出身の仲間がチームを組んで不倫男たちに制裁する「不倫撲滅委員会 裏切るヤツは許さない」(KADOKAWA)をピックアップ。

この記事では、漫画の原作者であるセイナさんにインタビューを行い、本作で描きたかったことや読者へ伝えたいメッセージをお聞きした。

■不倫疑惑?友人から夫が女といる写真が送られてきた


同じ女子高の手芸部だったジュリ・セナ・秋子・冬美は、クズ男たちからひどい裏切りにあった共通点を持っていた。

行動力のあるジュリ、広い人脈を持つ秋子、法律に詳しい冬美、裏垢特定が得意なセナ。男に裏切られるたびにお互いの得意分野で支え合ってきた4人は、不倫撲滅の“最強チーム”になっていた。

2年前、秋子の夫に不倫疑惑が浮上。夫のことを信じたい秋子だったが――。

■前を向いて歩き続ける4人…原作者が描きたかった女性の強かさ

——4人の女性たち以外にもいろいろなキャラクターが登場しました。セイナさんのお好きな登場人物は?

ジュリの夫、秀一です。秀一のスピンオフを書かせてほしいくらい、魅力的な人間だと思っています。本作の中では少ししか登場しませんが…。秋子の子供たちも一緒にネズミーに連れて行ってくれるなど、とても献身的で家庭的に見える秀一。

本作の冒頭でジュリが「私たち全員クズ男に裏切られた経験がある」と言いますが、それは秀一のことなのか否か。本作では語られない秀一・ジュリ夫妻の過去は、いつかまた機会があれば書きたいです。

——最終話で、セナ達は思いもかけない形で男性との確執を消化させ、「不倫撲滅委員会」を立ち上げます。この終わり方もとても素敵だと思いました。最終話について感想などお聞かせください。

最後に書きたかったのは、女性の強かさです。私の母はすごくタフな人で、私と弟を育てる間かなり苦労したようなのですが、「私があなたを守る」と言われたのをすごく覚えているんです。

その意志の強さ、負けん気、反骨心、それらが子供ながらにすごく刺さって、本作の4人、特にセナにはその強さを宿すようにお話を書きました。

そして私自身、過去に元彼にフラれた日にブログを書いて失恋をコンテンツとして消化した経験があるのですが、このエピソードから最終話の展開は着想しています。

——セイナさんが本作で描きたかったことや、本作に込めた想いを教えていただけますでしょうか。

浮気を暴いたり復讐したり、本作のキャラクターたちはかなりハードな境遇に身を置いていますが、前を向いて歩き続ける4人の姿が私の書きたかったものなのかなと思います。

大人になって働き始め、結婚して家族が増え、簡単にやめられない、手放せないものばかりになっていく。そうして徐々に息苦しくなって、日々の生活の中にあるはずの楽しいことを拾い上げる余裕が少しずつなくなっていく。

誰もが身を置くこの小さな地獄に、諦めて留まるのではなく、抗って前に進もうとする。よりよい明日を求める。大袈裟ですが、そうやって明日に進む力をセナたちから感じていただければと思います。

——最後に読者のみなさんへ、メッセージをお願いいたします。

「裏切るヤツは許さない」、そんな強いマインドを持てている時期は誰しもあった気がしますが、それが遥か彼方の記憶にある方もいるかもしれません。私もそちら側の人間です。

でも、私たちは強くなりたい時、強くならないといけない時があります。強い気持ちを取り戻したい時に、本作品を覗いてみてください。何かの気付け薬になれるかもしれません。

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