
その学校には、“剛鉄の生徒会長”と恐れられる存在がいた。常に冷静沈着で、一切の隙を見せない完璧超人。生徒たちは畏怖し、憧れの目を向けている。しかし実際の彼女は、想像以上にポンコツだった――。そんなギャップ全開の学園コメディ『完璧な生徒会長がめちゃくちゃダサイ話』が、「かわいすぎる」と話題を集めている。作者は漫画家の墨染清(@sumizomesei)さんだ。
■完璧な生徒会長の“秘密”



生徒会長のダサさを知っているのは、副会長ただひとり。周囲には完璧に見える彼女も、実は副会長のフォローによってギリギリ威厳を保っていた。
しかし、時にはフォローが間に合わないこともある。ある日の生徒会議中、副会長は衝撃の事実に気づいてしまう。生徒会長のスカートが“前後逆”なのではない。“裏表逆”だったのである。なかなか遭遇しないレベルのミスに、副会長も思わず絶句。しかも理由は、6限目の体育後に急いで着替えたから、らしい。いや、それでもどうしてそうなった。
■フォロー力が高すぎる副会長
本作の魅力は、生徒会長の天然ポンコツぶりだけではない。その失敗を全力でカバーする副会長の有能さにもある。
墨染さんによると、まず「一見完璧だけど本当はボケボケな生徒会長」というキャラクターを先に考えたそうだ。そして副会長については、「彼女の魅力を全面に押し出せるキャラクター」という基準で作り上げたという。
「生徒会長が裏では天然なドジっ子なら、副会長はクールなサポート役というように…」と語る墨染さん。「凸凹コンビ、ボケとツッコミの2人組が好きなんです」と明かしており、2人の絶妙なバランス感覚はそこから生まれているようだ。
■作者自身の“やらかし経験”
スカートを裏表逆に履くという、かなり難易度の高いミス。しかし墨染さん自身も、「それ以外の衣服は大概間違えたことがあります」と告白する。
「今でも前後逆に間違えることがたまにあったりするので、生徒会長を他人だと思えません」とコメントしており、生徒会長のダサかわいさには作者本人の実感もかなり反映されているようだ。タグを外し忘れて歩いたり、服を逆に着たりした経験がある人ほど、この作品は妙に刺さるかもしれない。
■“裏返し”に隠された熱すぎる理論とは?
作中では、副会長が“裏返しのスカート”について、とんでもなく説得力のある理論を熱弁する場面も登場する。その展開には読者からも「そんな深い理由があったとは!」と驚きの声が続出。
さらにラストシーンについても、「そっちがヒロインだったかのラストw」「ベタだけど満足感がある」と好評だ。完璧そうに見えて実はかなり残念。でもその残念さがクセになる。そんな生徒会長と副会長の凸凹コンビを、ぜひ最後まで見届けてほしい。
取材協力:墨染清(@sumizomesei)
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