飼い主さんがソファでくつろいでいると、
猫のNobuさんがそっとやってきました。
かまってほしい様子ですが、
大きな声で鳴くわけでも、
激しくアピールするわけでもありません。
ただ静かに飼い主さんの近くに座って、
控えめな視線をそっと送るだけ。
しばらくすると、
飼い主さんの足の上に
「ポンッ…」と片手をそっと添えて、
そのままじっと待ち続けています。
猫「まだ終わらないのかな…」
まんまるの瞳で見つめるその眼差しに、
健気さがぎゅっと詰まっています。
急かすわけでも、
諦めるわけでもなく、
ただ静かにその時を待つNobuさん。
こんなに上品なおねだりをされたら、
何をしていても手を止めてしまいそうです。
猫は要求があるとき、
鳴いたり体をすり寄せたりするだけでなく、
じっと見つめることで
飼い主さんの注意を
引こうとすることがあると言われています。
静かなアピールほど、
かえって心に刺さることも多いようです。
さりげなさが一番効くと
知っている賢い猫さんなのでした。

