友人の目撃談をきっかけに、みちるの夫・須極やば男の不倫と隠し子が発覚。やば男が勝手に離婚届を提出していたことも明らかになり、そのことを涙ながらに義両親に伝えると、義母は「みっともない」。義父にとがめられても頑なに息子を擁護しますが、実父を早くに亡くし、実母と疎遠のみちるは自身の実家を頼れません。
さらには勤めていた会社をやめ、起業したやば男に借金が発覚。滞納していたせいで、義父の定年後にやば男の名義となっていた義実家が差し押さえられ、一家離散を決めた義父はみちるに「夜逃げの準備をしておいてほしい」と伝えます。
準備のためにタンスを開けるとあるはずの貴金属や着物がなく、「ちょっと借りるね」とやば男からの伝言が残されていたのです。
3人の子どもと共に義父の弟が手配したアパートに逃げ込むと、そこは玄関もお風呂もなく、トイレは共同。扉を南京錠で施錠するという子育てには過酷な環境。
しかし、みちるは母として「踏ん張って生きていくしかない」と決意を新たにしますが……?
義父だけは嫁のことを気にかけ、義母にある提案を…?





義父の提案により、義両親は3人の孫のうち、ひとりを預かることに。一方、不倫相手のやば子はやば男の借金を立て替えるよう、自身の父親に強く要求。
そして、きょうだいのうち、ひとりだけ義両親のもとに預けられることになった、みちるの娘のみきは……?












※離婚届を配偶者の同意なく作成・提出する行為は、有印私文書偽造罪や偽造私文書等行使罪などに問われる可能性があります。前もって「不受理申出」の手続きをおこなうことで、本人の意思に基づかない離婚届が受理されることを防ぐことができます。
不倫相手であるやば子の父親の協力により、やば男は「借金の件は全部解決しそう」と報告。
しかし、これまでやば男は子どもたちの養育費を渡しておらず、実父から「早く払いなさい!!!」ときつく叱られたのでした。
子どもの養育費を払わずにいたやば男……。義父にこっぴどく叱られたのも当然ですよね。借金をしたのはやば男自身であり、その借金のためにみちると子どもたちは夜逃げを強いられたのです。借金の返済金を工面するため、養育費を渡す余裕がなかったのかもしれませんが、すべての原因が自分にある以上、言い訳にしかならないのではないでしょうか?
2026年4月1日に施行された民法等改正法により、新たに「法定養育費制度」が導入されました。これにより、離婚時に養育費の取り決めをしなかった場合でも、子どもと一緒に暮らす親がもう一方の親へ、子ども1人あたり月額2万円の養育費を請求できるように変化。この制度は養育費の不払い問題の解消を目指し、子どもの生活を守ることを目的に設けられましたが、養育費の支払いが法に定められた親の義務であることは、新制度の施行前も後も変わりません。
つまり養育費を支払わずにいたやば男は、親の義務を放棄していたのも同然。勝手に離婚届を提出したやば男の場合、離婚そのものに大きな問題がありますが、夫婦が離婚をしたとして子との法的な親子関係は切れず、子どもを養育し、経済的に支える義務は続きます。たとえ夫婦としての関係が変わっても、子どもが安心して暮らせるよう支え続けることは、父母にとって大切な役割と言えますね。
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