
元宝塚歌劇団星組トップスター・礼真琴の退団後初舞台となるミュージカル「BOOP!The Musical ブープ!ザ ミュージカル」が5月27日、東京・東急シアターオーブで開幕。初日前の会見に、ベティー ブープ役の礼のほか、ドウェイン役・松下優也と水江建太、グランピーを演じる大澄賢也と東山義久、ヴァレンティーナ役の柚希礼音、演出・振付のジェリー・ミッチェルが登壇した。
■礼真琴が“ベティーちゃん”に 白黒の世界からタイムワープ
1930年代の白黒のトゥーンタウンからカラフルな現代のニューヨークタイムワープしてきたベティーの物語を描く本作。誰もが知るベティーの真っ赤なミニドレス姿で現れた礼は「本当に緊張しています。きっとみなさん(衣装に)びっくりしているだろうなと…。みなさんに盛り上げていただき、ハッピーな稽古場でした」と心境を明かす。
ベティーと恋に落ちるドウェイン役の松下は「本当に楽しいです!男として(元男役の)礼さんにツッコまれないように、ちえさん(柚希)にいろいろアドバイスいただきました」とエピソードを。柚希が「(礼が)リードしちゃうとか案外なくて、上手!」と太鼓判を押すも、水江は「僕は結構リードされそうに…(笑)」と告白するひと幕も。
退団後初の舞台とあって、稽古では「明日は何をしますか? 持ち物は?」などと、全部を柚希に教わったという礼。ミニスカートには慣れてきたそうだが「ソワソワしています」と笑わせた。
■柚希礼音が“愛で満ちた”礼真琴の輝きに太鼓判
本作の見どころを「ベティーのカートゥーンらしさ、アニメらしさ。そこからリアルな心が芽生えていく様子」と礼。「何かが消えたり現れたり、これぞジェリーマジック!という演出」(水江)、「ダンスシーンのチームワーク」(大澄)と一同がさまざまに見どころを挙げる中、星組トップスターの先輩でもある柚希は「ベティーちゃんはスターだけど、何かが足りないと思っている。ベティーちゃんと礼真琴を重ねて見たとき、最強なんです。愛で満ちたときに礼真琴、ベティーちゃんがすごく輝きだす」と熱く語り、礼との深い絆が伺えた。
礼は「苦労したところは、全部です。生まれ変わった気持ちでやっている。苦労したけれど、とても幸せな時間だった」とジェリーとの8週間の稽古を振り返り、会見の最後はジェリーが「FULL OUT!」(全力で!)と締めくくり。“ジェリーマジック”の輝きに期待が高まった。


