
放送中の永作博美主演ドラマ「時すでにおスシ!?」(TBS系)で、みなと(永作)と海弥(松山ケンイチ)の「大人の恋」がどんどん進行している。
スタート当初は、このドラマに「恋愛要素」は必要か?と訝しんでいたけれど、不倫だの肉体関係だの托卵だの、ドギツイ「大人の恋」模様ではない、心の距離が1歩ずつ縮まっていくみなとと海弥の関係の変化に、今ではワクワクしている。
「“好き”があふれる感じ」
特に5月26日放送の第8話で、海弥が「鮨アカデミー」の講師を継続できることがわかったことを、なぜだかみなとに「報告」しようとして、それをみなとも受け入れたところに口元が緩んでしまった。「この人には自分のことをわかってほしい」と思う気持ちは、まさしく「好き」だから。でも大人は「好きです」と気持ちを単刀直入に伝える勇気がないものだ。「好きだけれど好きとは言えない、でも“好き”があふれている感じ」の海弥を、松山がとても巧みに演じていて応援したくなった。
劇中では、「人生でホントに大事なものはエビ(AB)、A=遊び心、B=冒険心」といったセリフも出てくる。このセリフの深い意味は10代、20代には理解が難しいように思う。おそらくアラフォー以上の視聴者は、このセリフを噛みしめながら「みなとと海弥」の恋の行方をワクワクしながら見守っていることだろう。
(森山いま)
