
舞台、名作映画、韓国ドラマや中国ドラマなど、多様なラインナップを誇るCS放送「衛星劇場」。6月はテレビ初放送の特選歌舞伎「水戸黄門 讃岐漫遊篇」や音楽劇『コーカサスの白墨の輪』のほか、「デスノート THE MUSICAL」2017年公演のWキャスト2バージョンを放送する。貴重な舞台・ライブの数々をピックアップして紹介していく。
■テレビ初放送の特選歌舞伎
2023年10月に歌舞伎座でおこなわれた舞台「水戸黄門 讃岐漫遊篇」を6月1日(月)昼4時ほかからテレビ初放送。お馴染み勧善懲悪の物語で、坂東彌十郎が水戸光圀を勤める。
「特選歌舞伎」特集ではほかにも中村勘九郎、尾上右近が華やかに舞う「男女道成寺」(6月3日[水]昼4:00-ほか)、中村歌昇が武将・熊谷直実を勤める「一谷嫩軍記 熊谷陣屋」(6月8日[月]昼4:00-ほか)といった名舞台をテレビ初放送する。
■音楽劇『コーカサスの白墨の輪』
実力派キャストが勢ぞろいした音楽劇『コーカサスの白墨の輪』。同作はベルトルト・ブレヒトがナチスの弾圧を恐れ、アメリカでの亡命生活を送っている中で未来への希望を込めて書かれた戯曲だ。
遠い昔の物語として描かれた原作を、劇作家・演出家の瀬戸山美咲が大胆にも未来の戦争が終わった後の物語として再構成。“こども”を巡って生みの親と育ての親、どちらが真実の母親かを争う裁判を描いたこのブレヒトの傑作を、「これから」の物語として描き直す。また本作はオリジナルの楽曲を全編にちりばめた音楽劇として上演する。
テレビ初放送のレア作品で、オンエアの際は台本・演出を担当した瀬戸山ほか、キャストである木下晴香、眞島秀和、平間壮一によるアフタートークも見られるという。放送は6月28日(日)夜7時から。
【あらすじ】
未来の戦争が終わった後、荒れ果てた大地に人々が戻ってくる。土地の所有をめぐって対立する人々に向けて、旅の一座の歌手(一路真輝)が、かつて起きた戦争の物語を歌い始める。復活祭の日、太守が倒されるクーデターが起きる。料理女・グルーシェ(木下晴香)は混乱のさなか、戦地へ赴く兵士シモン(平間壮一)と結婚の約束をする。シモンと別れたグルーシェは、城から逃げ出す太守夫人・ナテラ(sara)が“こども”を置き去りにするのを目撃する。グルーシェは、友人の料理女・スリカ(加藤梨里香)の制止を振り切り、“こども”を連れて逃亡する。そして、厳しい寒さの中、たどり着いた辺境の地で、グルーシェはシモンを待ちながら“こども”を育てていく決意をする。一方、呑んだくれのアズダク(眞島秀和)は、戦争の混乱の中、でたらめな経緯で裁判官に選ばれる。アズダクは賄賂を懐に入れ、イカサマまがいの判決を下していく。やがて内乱が終わり、ナテラが“こども”を連れ戻しにやってきた。ナテラとグルーシェ、どちらが“こども”の母親か。アズダクによる裁判が始まる。
■3ヶ月連続「デスノート THE MUSICAL」特集
衛星劇場にて5月からスタートしている3カ月連続「デスノート THE MUSICAL」特集。6月は「デスノートTHE MUSICAL」2017年再演版のWキャスト、両バージョンを放送する。
キャストは初演時から続いて主人公・夜神月役を浦井健治と柿澤勇人が演じ、L役を小池徹平が続投。死神リューク役は石井一孝が務める。緊迫の心理戦を圧倒的な歌唱力で描き、初演以来、熱狂的なファンを生み出し続ける第一級のエンターテインメントだ。パッケージ未発売である2017年公演を見られる。「デスノート THE MUSICAL」2017 浦井健治ver.は6月20日(土)夜8時から、「デスノート THE MUSICAL」2017 柿澤勇人ver.は6月21日(日)夜7時からオンエア。

