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60歳以上は要注意?「萎縮性胃炎」の症状や原因・胃がんリスクを医師が解説!

60歳以上は要注意?「萎縮性胃炎」の症状や原因・胃がんリスクを医師が解説!

萎縮性胃炎をご存じですか?
本記事では、萎縮性胃炎とは?症状や治療法について以下の点を中心に紹介します。

・萎縮性胃炎とは

萎縮性胃炎について知るためにぜひ最後までお読みください。

※この記事はメディカルドックにて『『萎縮性胃炎』は『胃がん』につながる可能性があるの?症状についても解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

中路 幸之助

監修医師:
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)

1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。

萎縮性胃炎とは

萎縮性胃炎とは

萎縮性胃炎とは何ですか?

萎縮性胃炎は、胃の内壁が炎症を起こし、正常な胃粘膜が退化してしまう疾患です。主に中高年の人に見られ、胃酸や胃液の分泌量が低下し、胃の消化機能が低下する特徴があります。萎縮性胃炎は症状が軽い場合もありますが、重篤な場合は胃潰瘍や胃がんのリスクが高まることもあります。

萎縮性胃炎の主な症状は何ですか?

萎縮性胃炎の主な症状は、以下のようなものがあります。

胃痛や不快感: 腹部に痛みや圧迫感、不快感が生じることがあります。食事後や胃が空の状態で症状が悪化することもあります。

消化不良: 食事の消化が滞り、胃もたれや膨満感、胃部の重さを感じることがあります。食欲不振や吐き気も見られることがあります。

胃酸の逆流: 胃酸の分泌が低下するため、胃酸が逆流しやすくなり、逆流性食道炎や胸やけ、酸っぱい味が口に上がることがあります。

貧血や倦怠感: 胃内の炎症により鉄分の吸収が妨げられるため、貧血や倦怠感が生じることがあります。

胃からの出血: 胃粘膜が退化することで血管が露出し、胃からの出血が生じることがあります。便や嘔吐物中に血液が混じる場合は、注意が必要です。

これらの症状がある場合、早期に医師の診断を受けることが重要です。消化器内科や胃内視鏡検査などの医療機関を受診し、適切な治療をしましょう。

萎縮性胃炎の原因は何ですか?

萎縮性胃炎の原因は複数あります。以下に代表的な原因を挙げます。

ヘリコバクターピロリ菌感染:ヘリコバクターピロリ菌は胃の粘膜に感染し、炎症を引き起こすことがあります。ピロリ菌が胃の粘膜に感染すると、菌が作り出すアンモニアや毒素によって胃粘膜が損傷し、炎症が起こります。この炎症が長期にわたって続くと、胃液や胃酸を分泌する組織が減少し、胃の粘膜が萎縮してしまいます。除菌されない限り、ピロリ菌は胃の中にすみ続け、時間をかけて胃の粘膜を損傷していきます。

自己免疫反応:免疫システムの異常により、胃粘膜の細胞が攻撃され、炎症が生じることがあります。具体的な原因はまだ解明されていませんが、遺伝要素や環境要因が関与していると考えられています。

高齢: 年齢とともに胃粘膜の細胞が退行的な変化を起こし、萎縮性胃炎のリスクが増加します。特に60歳以上の高齢者に多く見られます。

胃炎や胃潰瘍の経験: 長期にわたる胃炎や胃潰瘍の歴史がある場合、胃粘膜の損傷や瘢痕形成が進み、萎縮性胃炎を引き起こす可能性があります。

これらの要因が一因または複数の因子と組み合わさることで、萎縮性胃炎が発症すると考えられています。

編集部まとめ

萎縮性胃炎
萎縮性胃炎症について紹介してきました。

・萎縮性胃炎とは、胃の内壁が炎症を起こし、正常な胃粘膜が退化してしまう疾患のこと
・萎縮性胃炎の診断方法は、「内視鏡検査」「ペプシノゲン検査」「組織検査」などがある
・萎縮性胃炎の主な症状は胃痛や消化不良や吐き気が起こる。胃潰瘍は胃痛が主な症状で、激しい痛みや胃の不快感が現れる。

これらの情報が萎縮性胃炎について知りたい方の参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

参考文献

萎縮性胃炎(医師が教える内視鏡ブログ)

萎縮性胃炎(Medical Note)

配信元: Medical DOC

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