
“万バズ漫画”を次々と生み出している漫画家・港区カンナ(@mina_kan_chan)さん。ウォーカープラスで連載中の「東京モブストーリー 〜ヒロインになれない私たち〜」では、恋愛に悩みを抱える女性たちのリアルな感情を描いている。
■“モテるのに満たされない”女性の物語



本作は、“少女漫画の主人公になれない”女性4人による恋愛群像劇である。
今回から描かれるのは、「るか」編。るかは男性に困ったことがないほどモテる一方で、本気で好かれると気持ちが冷めてしまう女性だ。思わせぶりな態度で男性を翻弄する姿の裏には、複雑なコンプレックスが隠されている。
港区カンナさんは、「恋愛」「婚活」「闇深」をテーマに、男女のすれ違いや承認欲求をリアルに描き、多くの共感を集めている。
■るかは“愛されたい欲望”が強い女性
るかというキャラクターについて、港区カンナさんは「基本的にはモテる女の子ですが、いろいろなコンプレックスを抱えています」と説明する。
さらに、「男性には困ったことがないが、本当に好きだと思える人には巡り会えず、満たされたい、愛されたい欲望が強い女の子を描きたかった」と、設定の意図を語った。
異性から好かれることには慣れている。しかし、心の奥ではずっと満たされない――。るかの危うさは、そんな矛盾から生まれている。
■“みなみ”と“るか”どちらに共感する?
第一部で描かれた「みなみ」は、クズ男と別れられない女性。一方、るかは“本気で好かれると飽きてしまう女性”として描かれている。
どちらが自身に近いかを聞かれた港区カンナさんは、「どちらにも一部は当てはまるし、一部は当てはまらないですね」とコメント。
続けて、「みなさんも私のように、どのキャラクターにも一部共感していただけるのではないでしょうか」と語っている。
■“ヒロインになれない”理由を描く
「東京モブストーリー 〜ヒロインになれない私たち〜」は、単なる恋愛漫画ではなく、“なぜ恋愛がうまくいかないのか”という心の奥まで踏み込んで描かれている作品だ。
るかが抱える孤独や承認欲求が、この先どのように描かれていくのかにも注目したい。
取材協力:港区カンナ(@mina_kan_chan)
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