
俳優の山本千尋が、5月29日に東京・新宿バルト9にて開催されたアクション時代劇「NINJA WARS 〜BLACKFOX VS SHOGUN'S NINJA〜」舞台あいさつ付きジャパンプレミア上映に登場。宮原華音、ケイン・コスギ、水野美紀、濱田龍臣、大久保桜子、坂本浩一監督と共に、“坂本組”への思いや、撮影時のエピソードを語った。
■シリーズ累計再生回数2500万回突破!忍者アクション時代劇最新作
本作は、国内の特撮アクションの第一人者である坂本監督が、シリーズ累計再生回数2500万回を突破している「BLACKFOX: Age of the Ninja」(2019年)、「SHOGUN'S NINJA-将軍乃忍者-」(2024年)に続いて手掛ける忍者アクション時代劇最新作。海外向けプラットフォーム「24/7 SAMURAI–SHINOBI」で人気を集める両作品の世界観が融合したもので、山本は狐の集団の当主・石動律花を演じる。
「BLACKFOX: Age of the Ninja」以来7年ぶりの“坂本組”となる山本は、「7年という月日はあっという間のようでいろいろあったんですけど、いろいろな現場に行ってアクションをするたびに、『いつかまた坂本組に呼んでもらえるかもしれないから、そのときのために力をつけておこう』というふうに思っていました」と、常に頭の片隅には“坂本組”への思いがあったことを吐露。
あらためてこの世界に主演として帰り、山本は「10代からおなじみのメンバーがいたりして、『私はこういうことしてきましたよ』と、(成長ぶりを見せる)発表会の空気のようにもなって(笑)。毎日本当にハードなアクションの日々だったんですけれども、こうやってみんなで無事に完成したものを届けられて幸せに思います」と、万感の表情を浮かべた。
それを受けて、坂本監督は「この作品はアクション量が多いんですけど、この分量のアクションをスケジュール内に撮り切るには、信頼しているメンバーじゃないとできないんです。毎回僕が作品を撮るときは信頼しているメンバーを集めるんですけど、本当に今回はベストのメンバーがそろいました」と、山本をはじめアクション巧者がそろったキャスト陣に、全幅の自信を寄せていることを打ち明けた。
■水野、坂本監督のアクション撮影に感嘆「信じられないです」
本作にはアクションをルーツに持ち、数々のドラマや映画で存在感を発揮する水野が、幕府への復讐(ふくしゅう)を誓う傳之丞役で出演している。
坂本組のアクションについて、水野は「私も若い頃はアクションをやらせていただいていて、1シーン撮るのにどれだけ時間がかかったかってなんとなく知っているもので、この短い期間でこんな作品ができるわけないんですよ。魔法使いのよう。信じられないです。たぶん世界中で坂本監督しかできないと思います」と、“特撮アクション界のマエストロ”とも称される坂本の手腕に感嘆しきり。
そんな水野との共演シーンについて、山本は「何回かいい蹴りが入っていて…(笑)。水野さんの前だから言えなかったんですけど、(水野の蹴りで)ボディーを食らい過ぎて休憩する時間が入ったくらい、思いっきりの蹴りをしてくださって」と振り返り、「アクションって躊躇(ちゅうちょ)してしまうことが多くて、それで撮り直しになって、映像で見て自分でガッカリするというパターンがあるから、一発で絶対的な場所に来てくれるというのはすごく安心しますよね。いい経験になりました」とほほ笑み、水野のアクションスキルに感服していた。

■「NINJA WARS 〜BLACKFOX VS SHOGUN'S NINJA〜」ストーリー
民衆を煽り幕府への謀反を企む怪しげな新興宗教・白蓮教を調査していた狐の集団の頭首・石動律花(山本)。そこで、将軍からの任務を受けて現れた風魔忍者のお喬(宮原)と出会う。
律花とお喬たちが立ち向かうべき敵は同じ、徳川家に恨みを持ち復興を願う、服部半蔵(ケイン)率いる伊賀忍者たちだった。BLACKFOXの世界とSHOGUN’S NINJAの世界が交わる狐の集団VS風魔忍者VS伊賀忍者の忍者大戦=NINJA WARSが幕を開ける――。
なお、「NINJA WARS 〜BLACKFOX VS SHOGUN'S NINJA〜」は、新宿バルト9、T・ジョイ梅田で期間限定上映中。7月からは国内配信プラットフォームでレンタル配信もスタートする。
◆取材・文=武原堅人(STABLENT)

