
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、SNSなどにイラストや漫画を投稿している山口さぷりさんの『夏コミ近くなると思い出すマンガ』をご紹介しよう。
同作は足首を痛めた山口さんの奮闘劇を描いたコミックエッセイ。以前山口さんのX(旧Twitter)に投稿されると、約5000もの「いいね」が寄せられている。そこで作者の山口さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■突如として発症した足首の炎症

ある日、ジムで運動していた山口さんは足首に痛みがあることに気づき、2日ほど経った頃には歩くのもままならない状態に。これまでに3回も痛風を患った経験があるため、4度目の痛風を覚悟したものの、必死の思いでたどり着いた病院で“右足首の炎症”と診断される。
痛風ではないことに安堵した山口さんだったが、あまりの痛みに日常生活で苦労の連続。様々な苦難と衝突しながらもリハビリのために病院に通い始め、ついに山口さんも参加する“コミケの季節”がやってきて…。
壮絶な山口さんの奮闘記に対し、読者からは「想像以上に大変そうだったけど、コミカルな描写で笑った」「体に異変があったら、すぐに病院に行こうと思った」などの声が上がっている。
■その後、足首の炎症は完治した?

――『夏コミ近くなると思い出すマンガ』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
急に普段通りの日常生活を送ることすら困難なレベルで足が痛くなってしまったので、コレはネタにするしかない!という芸人魂でこの貴重な経験をマンガにしてみました。脚立の件は半分ネタですが、このマンガを読んでくださった人が急に足が痛くなった時に少しでも役に立ってくれたら嬉しいです!
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
こだわった点は「読んで楽しいマンガにすること」です!基本的には足が痛くて身動きが取れなくなったというネガティブな話なのですが、悲壮感が出ないように意識して描きました。Kindleの方には変形性足関節症のリハビリとして取り入れた運動などの情報もおまけページに描いてありますので、ぜひそちらも読んでいただいて背伸び運動、片足立ち、理想の歩き方など生活に取り入れていただけると描いた甲斐があります!
――作中でも描かれていた“足首の炎症”は完治されたのでしょうか?
はい!今は全く痛みは無く健康的にジムにも通っています!
――今後の展望や目標をお教えください。
ドジでちょっと抜けているところがあり、日常生活の中でいろいろと失敗してしまうことなどあるのですが、読者の皆さんが楽しんでいただけるマンガをこれからも描いていきたいです!目標はKindleランキングで上位に入ってみたいです!!無料なのでぜひみなさん僕の本いっぱい読んでください!!
――読者へメッセージをお願いします。
無料のまんがまとめ本の他にも「ぽちゃしば文庫」というシリーズで僕がいろいろとやらかしたお話を描いています!『夏コミ近くなると思い出すマンガ』を読んで面白いと思っていただけましたら「ぽちゃしば文庫」も読んでいただけますと嬉しいです!よろしくお願いいたします!

