【3時間目】自然エネルギーが涙を止める? そらべあ基金「ソーラーちょうちんづくり」
お次の授業は、「ソーラーちょうちんづくり」。工作好きな息子は「わーい!」と満面の笑み。

でも、どうやらただの工作じゃなくて、泣いている白くまの涙を止めるために、みんなで考える取り組みなんだそう。息子も「なんで泣いてるんだろうね?」と、ちょっと気になる様子でポツリ。そのままワクワクした顔で教室に入っていきました。
授業は、ホッキョクグマの兄弟「そら」と「べあ」の物語から始まります。

ある日、お母さんと離れ離れになった2頭の瞳に、涙がこぼれました。その奥には、地球温暖化で北極の氷が静かに溶けていく現実が。スクリーンを見つめる子どもたちの表情にも、そっと心が動いた気配がにじんでいました。
続いて地球温暖化にまつわるクイズにも挑戦。 間違えると“自分が乗っている”新聞紙を折りたたまないといけないというドキドキのルール。

新聞がどんどん小さくなり、最後は立てるかどうかのギリギリ勝負……! でも息子たちのチームは、なんと全問正解。一度も折らずに見事クリアしました。
お次は、いよいよソーラーちょうちんづくりがスタート。

太陽の力で光るLEDランタンづくりに、息子も夢中で手を動かします。

ふわりと灯った手づくりのランタン。そのぬくもりに触れた瞬間、「再生可能エネルギーってこんなに身近だったんだ」と、息子といっしょに感じることができました。
教室には「べあくん」も顔を出してくれて、息子もニッコリ。

この体験が、息子にとって環境やエネルギーについて考え始める入り口となっていたら……心よりうれしく思います。
【4時間目】お金のしくみを楽しく学ぶ! みずほポシェット「アプリを使って、めざせ社長!」
「お店って、どうやってもうかるの?」とある日つぶやいた小4息子。お金のしくみに興味を持ち始めた時期にぴったりだったのが、みずほポシェットの授業「アプリを使って、めざせ社長!」です。

みずほポシェットは、みずほフィナンシャルグループとセガ エックスディーが手を組んで生まれた会社。「お金ってなに?」を親子で楽しく学べるように、ゲームやエンタメの力でワクワクする金融教育を届けています。
登壇したのは、みずほポシェットの代表取締役社長・小原綾子さん。「金融業界の人」と聞くと、なんだかカタそうなイメージがあるけれど、小原さんはふんわりとした空気感で親しみやすい雰囲気の方。その温かな語り口に、子どもたちも自然と耳を傾けていました。

「モノを売るお店を開いて、社長になるとしたら……どんなお店にしたい?」
そんな問いかけから、ワクワクの授業がスタート! 息子をはじめ、ほかの子どもたちも「こうしたい!」「あれも必要かも!」と、次々にアイデアを口にしていて、みんなの前のめりな姿がとても印象的でした。
知識をしっかりチャージしたら、いよいよ実践編。ゲーム感覚で楽しく学べるお金のおけいこアプリ「ポシェットプラス」を使って、みんなで1つのお店の経営にチャレンジします。

アプリの操作は、主催者が担当。でも 「どれを仕入れる?」「いくらで売る?」などの選択は、子どもたち自身の“考える力”で導き出すスタイルとなっていました。
おもしろいのは、ただ「売りたいもの」を並べるだけじゃないところ。

そのときの仕入れ値や、街の人たちがどんなものを求めているかじっくり考えながら、何を仕入れるかを考えるのがポイント。そしてそれをいくらで売るかも大事で、まるで本物の店長さんみたいに、ちょっとした読みと工夫がカギになるんです。
ちょっぴりヒントももらいつつも、子どもたちは自分の頭で考えて、仕入れや販売に挑戦。

結果は大繁盛! 満足げな表情が、子どもたちの手応えを物語っていました。
「ポシェットプラス、自分でやってみたい!」という息子のリクエストで、自宅に帰ってさっそくアプリをダウンロード。

ポシェットプラスのダウンロードは無料。一部有料コンテンツあり
今では、ときどき思い出したように「ポシェットプラスやってもいい?」と声をかけてきては、自分のお店を楽しそうに動かしています。
