
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、イラストレーターの庭猫もるさんによる『世界が滅んだ後に生きる“もどき”と呼ばれるいきものたちの世界』だ。
同作は、世界が滅んだあとものんびり暮らしてる「ねこもどき」や「くまもどき」といった様々な“もどき”の日常を描いた一作。以前ねこもどき公式X(旧Twitter)にポストされると、4000を超える「いいね」が寄せられている。そこで作者の庭猫さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■終末後の世界で料理や冒険をするねこもどき

――西暦2X22年、大量の隕石が落下したことによって滅んでしまった世界。それでも荒廃した世界には様々ないきものたちが生き残っていた。
ある日、釣りを終えた”ねこもどき”は食料のもろこしがなくなりそうだったので、もろこし村に”やばもろこし”という月に1~2回実る巨大な食べ物を調達しに行く。目的地の村に到着すると、そこには”もろこ神”という神を崇める神父の姿が。
ねこもどきに気づいた神父は「もろこしへの感謝が足らん」「今日はやらんぞ」と指摘するも、反発するねこもどき。すると、神父から“もろこ神の裁き”を受けることになり…。読者からは「出てくるもどきがもれなく可愛くて癒された」「もろこ神の裁きのシーンが本当に好き」といった声が上がっていた。
■お気に入りの場面は“適当に済ませた世界観の紹介や導入”

――『世界が滅んだ後に生きる“もどき”と呼ばれるいきものたちの世界』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
新しい作品を作るにあたって、最初はディストピアのような重めの世界観も考えていましたが、かわいいキャラクターたちが明るくのびのびと生活できるように終末後の世界になりました!
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
くまもどきのピアノやロールハムのトラックのベッドなど終末感のある風景はがんばって描いたので、見ていただけたら嬉しいです。他にもうさみつグルメ編の111話~112話でとりもどきの足場が壊されているような、ちょっとしたおかしなところに気付いてリプをいただけたりするのが嬉しいです!
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
世界観の紹介や導入を適当に済ませた第一話の最初のコマが未だに一番面白いと思ってしまいます。
――今後の展望や目標をお教えください。
光る黒い石の謎などメインストーリーを進めつつ、のんびりとした日常の様子も引き続き描いていきたいです。
――読者へメッセージをお願いします。
いつも本当にありがとうございます!!!これからも見ていただけたら嬉しいです!!!

