思いどおりにいかないと激怒し、妻や子どもの物を次々と壊すモラハラ夫・ヒドシ。身重の妻を炎天下に置き去りにしたり、おなかの張りを訴えて荷物持ちを頼んでも「甘えるな」と突き放したり。さらには、自ら言い出した新生児の寝かし付けがうまくいかなかったことに腹を立て、コヨリさんに当たり散らす始末。かつてはやさしかった夫は、コヨリさんの妊娠・出産を境に、自分が優先されないとすぐ怒り出す「モンスター」へと変わってしまいました。
産後のご褒美として奮発して買った大切な化粧水を、モラハラ夫に理不尽に割られてしまったコヨリさん。これまでの夫のひどい言動を誰にも相談できず、ひとりで抱えきれなくなったコヨリさんは、ほんの出来心で匿名SNSに夫への不満を吐き出します。
すると翌朝、その投稿が思いがけず大バズり!「こんなの夫にバレたらタダじゃすまない……!」と焦りながらも、なんとか夫を仕事へ送り出しました。ひとりになった部屋で、コヨリさんはバズった投稿のコメント欄を開こうとします。
コメント欄を開くと……書いてあった言葉たち








批判を覚悟でコメント欄を見たコヨリさんでしたが、目に飛び込んできたのは「大丈夫ですか!?」「大切にしてたコスメ壊すなんてひどい。すごく悲しかったですよね」「許せない!」「この旦那は全女性を敵に回した」といった、見ず知らずの人たちからの温かく寄り添う言葉の数々でした。
「主さんのメンタルが心配……」「私が主さんのとこ行ってよしよししてあげたい」と本気で心配してくれるメッセージに触れ、コヨリさんは思わず「うわぁーん」と声をあげて泣き崩れてしまいます。そして、ひとしきり泣いたあと、「そっか、私こんなに泣けるほど傷ついてたんだな……」と、ずっと我慢して麻痺させていた自分の心と冷静に向き合うのでした。
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モラハラや心無い言葉を日常的に浴び続けていると、「私が悪いのかな」「これくらい我慢しなきゃ」と感覚が麻痺してしまい、自分がどれほど深く傷ついているのかすらわからなくなってしまうことがよくあります。
自分の心がどれほど傷ついているかを正しく認識するためには、客観的に共感し、寄り添ってくれる第三者の存在がとても大切です。もしひとりで苦しんでいる方がいれば、限界を迎える前に、秘密を守りながら相談できる専門窓口(※)を頼るという選択肢があることも、覚えておいてくださいね。
※DVの相談窓口
【DV相談プラス】
0120-279-889:24時間、専門の相談員が対応してくれます
【DV相談ナビ】
#8008:お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります(相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります)
著者:マンガ家・イラストレーター ますまゆ

