8歳の娘と3歳の息子と一緒に、大型テーマパークへ行った帰り道のことです。万全の準備をして臨んだはずが、帰りの機内で冷や汗がとまらない絶体絶命の状況に陥ってしまいました。
「行かない!」トイレを拒否し続ける3歳息子
遊び疲れてすでにぐずり気味だった息子に、空港で「トイレ行く?」と何度も聞きましたが、「行かない!」の一点張り。念のためおむつをはかせていたので、なんとかなるかな?と少し安心していました。
機内では、息子がぐずらないようにジュースを飲ませたり、お姉ちゃんと一緒に遊べるおもちゃを渡したりして、なんとか機嫌を取っていました。しかし、息子にジュースを何杯も飲ませてしまったことで、私はだんだん不安に……。
着陸態勢に入る少し前、もう一度トイレへ誘ってみましたが、「おしっこ出ない!」とまたしても機嫌悪く拒否。周りに迷惑をかけたくない気持ちもあり、私はそのまま様子を見ることにしました。
シートベルトサイン点灯!直後に放たれた「絶望の一言」
ところがその数分後、「ポーン」とシートベルト着用サインが点灯したまさにその瞬間でした。息子が突然、「トイレ行きたい!」と騒ぎ始めたのです。
今はもう立ち上がることができない時間帯。私は「おむつにしていいよ! 念のためはいてるから大丈夫だよ!」と必死に声をかけましたが、本人は「嫌だ! トイレ!!」と泣くばかり。
静かな機内に響き渡る泣き声と、いつ漏らしてもおかしくない緊迫感。パニックになりかけたそのとき、動いたのは隣に座っていた8歳の娘でした。娘はサッと自分のリュックから、パークで買ったばかりの新しいシールブックを取り出し、「はいどうぞ!」と息子に渡してくれたのです。
新しいアイテムに目を輝かせた息子はピタッと泣き止み、シールブックに夢中に。娘の見事な機転に、私は心底救われました。娘のおかげでなんとか時間を稼ぎ、着陸してサインが消灯したと同時に、私は息子を抱え上げてトイレへ猛ダッシュ! ギリギリ間に合いましたが、疲労困憊でした。
この経験から学んだのは、離着陸前には必ずトイレに連れて行くということ。また、絵本やシールブックなど、飲食以外の方法で気を紛らわせるアイテムを多めに準備しておくことが大切だと身をもって学びました。
著者:吉田えな/30代女性/8歳の娘と3歳の息子を育てる母。夫は単身赴任中で、ワンオペ育児真っ最中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※AI生成画像を使用しています

