佐藤アイさんは、夫と2歳の息子・レン君、義母の4人暮らし。初めての子育てに奮闘しながら、レン君を育てています。
レン君は幼いころから感情の起伏が激しく、2歳になるころには些細なことで泣き叫ぶように。アイさんは「イヤイヤ期だから仕方ない」と、穏やかな育児を心がけていました。義母との同居に息苦しさを感じつつも、やさしい夫・マコトさんとの生活は幸せそのもの。
義母が不在だったある夜、家族で食卓を囲み、夫婦水入らずの時間を過ごしていました。しかし、レン君の夜泣きでその時間は中断されてしまいます。翌朝、義母からおみやげを渡されたレン君。しかし中身が苦手な襟付きの洋服だったため、思わず投げ捨ててしまい……。
嫌がる服を着せたがる義母の思惑













義母から襟付きの洋服を渡されたレン君は大泣き。そこへ出勤準備を終えたマコトさんが現れ、アイさんはそれとなく義母に注意してほしいと促します。
義母は、「オシャレな子」と近所で評判だった幼少期のマコトさんとレン君を重ね、襟付きの洋服を着せたがっていたのです。マコトさんは「レンが嫌がる洋服を買ってくるのはやめてくれ」と、義母にきっぱり伝えます。
しかし、義母にも言い分があるよう。レン君が通う予定の幼稚園の制服が襟付きのため、今のうちから慣れさせたほうがいいと言うのです。「苦手なものを避けているのは甘やかしなのだろうか」と悩むアイさんなのでした。
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子どもの服や持ち物には、肌触りや着心地、首周りの違和感など、本人にしかわからない苦手な感覚があることも。大人から見ると単なる「好き嫌い」に思えても、子どもにとってはどうしても受け入れにくいものなのかもしれません。
一方で、幼稚園の制服など、今後着る必要があるものに少しずつ慣れてほしいと思うのは自然なことです。しかし、大人の都合で無理に慣れさせようとすると、かえって子どもの負担になってしまうこともあります。まずは子どもの気持ちを受け止めたうえで、短時間だけ試してみるなど、無理のないペースで慣れていけるとよいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター 桃津もっち

