
Red Dot Design AwardやiF Design Awardなど、国際的デザインアワードの受賞歴を持つライフスタイルブランド「Lei」は、新たなアートスペース「Lei Gallery Tokyo」を開設する。
「Lei Gallery Tokyo」は、代々木上原にある旗艦店「Lei In Praise of Shadows Flagship Store」内に設置され、「Lei」のコレクションの展示販売に加え、工芸家・アーティストの作品展示やギャラリー運営を通じて、「Lei」の美意識を発信していくという。
「文化の交点」としてのギャラリー
「Lei Gallery Tokyo」は、クリエイターの作品を展示・販売しながら、素材・技術・文化に宿る美意識を国内外へ発信するギャラリー。
「Lei」とクリエイター、プロダクトと作品、日本と世界という、2つの異なる軸が交わることで新たな地平を生み出す「文化の交点」を目指しているという。
漆芸家・室瀬祐氏の個展を開催

6月27日(土)からは企画展として、漆芸家・室瀬祐(むろせ たすく)氏による漆芸展「山と雲を渡る」を開催する。

室瀬祐氏は、1985年に漆芸家・室瀬和美の次男として東京に生まれた。慶應義塾大学環境情報学部を卒業し、鶴見大学大学院文学研究科文化財学専攻にて文化財学博士号を取得。漆芸作品の制作と並行し、国内外における文化財の材料・技法研究および教育活動を行っている。
2023年6月、国内有数の漆産地である茨城県奥久慈地方に移住し「工房 山のは」を構え、同時期に東京・中野の住宅地に文化交流拠点「なかの雲」を開設。以降2つの拠点を行き来しながら、漆を「育てる(植栽)」「作る(作品制作)」「伝える(情報発信)」活動を展開している。

室瀬祐氏は、「Lei In Praise of Shadows Flagship Store」の竣工にも深く関わっている。店内展示台の天板は室瀬祐氏監修のもと、拭き漆加工が施されたものだ。素地となる材を選び、その特徴的な木目を生かしながら漆を重ねることで「陰翳礼讃」を体現する店内空間を作り出したという。
室瀬祐氏の個展「山と雲を渡る」では、漆芸家としての新たな地平を探る数年間の歩みの中で生まれた新作を中心に発表する。店内の照明や窓外の光を受け止め、「Lei」のコレクションの陰影を淡く浮かび上がらせる、拭き漆の展示台も同展の作品の一部として鑑賞可能だ。なお、作家は全日程で在廊予定とのこと。
光と影の美意識が宿る「Lei Gallery Tokyo」で、アートに触れてみては。
■室瀬祐漆芸展「山と雲を渡る」
開催期間:6月27日(土)~7月4日(土)
会場:Lei Gallery Tokyo
住所:東京都渋谷区上原1-30-12 UEHARA TERRACE 1F
営業時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)
入場料:無料 ※作品は展示販売
「Lei In Praise of Shadows Flagship Store」公式HP:https://shop.lei-aroma.com
「Lei In Praise of Shadows Flagship Store」公式Instagram:https://www.instagram.com/lei_aroma
(山崎正和)
