日々を健康に過ごすためには体のそれぞれの機能が正常に稼働している必要があります。
特に臓器はそれぞれが重要な役割持っているので全てが揃って問題なく動くことが望まれます。
膵臓は、体内の重要なホルモンを作り出す場所として重要な役割を持つ臓器です。膵石症は、膵臓内に石のような塊ができる病気です。
膵石症になると、膵臓の機能を大きく低下させる可能性があります。
重要な臓器を守るためにも、まず膵石症についてしっかりと理解しましょう。ここでは、膵石症の予防と注意点について詳しく説明します。
※この記事はメディカルドックにて『「膵石症」になりやすい人や症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)
名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。
膵石症の予防と注意点

膵石症を予防する方法はありますか?
健康的な生活習慣を実行することが一番ですが、特に注意すべきはアルコール摂取です。過度のアルコール摂取は膵臓に大きな負担を与えます。節度を持って行うことが大切です。食事に関しては、高脂肪なものや高カロリーの食事は膵臓に負担をかけるため、バランスの取れた食事を心掛けます。このような生活習慣の改善を行うことで、適切な体重を維持できます。過体重や肥満には、膵臓に大きな負担をかける可能性があるからです。バランスの取れた食事と適度な運動を組み合わせて膵臓への負担を減らしましょう。
食生活の注意点はありますか?
バランスの良い食事を摂ることが最も重要なことです。しかし特に高脂肪の食事は、膵臓に負担をかける可能性がありますので、低脂肪食事を心掛けましょう。揚げ物や加工食品などに含まれる飽和脂肪やトランス脂肪酸はある程度制限をする方が良いといわれています。その代わりの脂肪源としておすすめなのは、魚・オリーブオイル・ナッツ・種子などです。逆に高繊維食品は多く摂るようにします。野菜・果物・全粒穀物・豆類などは、膵臓の働きをサポートしてくれます。ただ、必要な栄養素だからといって過度のタンパク質摂取は逆に膵臓に負担をかけるため注意してください。総合的にみると、あまり気負って食べるものを選定するのではなく、バランスのよい食事を心がけることです。
日常生活での注意点を教えてください。
食事の回数や量の調整は膵臓の負担には大きな影響があります。一度に大量の食事を摂ることで過度の食べ過ぎにならないようにしましょう。代わりに、少量の食事を頻繁に摂ると膵臓への負担は減らせます。また、十分な水分を摂ることも重要です。水分の摂取によって、膵液の正常な分泌を促します。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
膵石症は、膵臓に負担をかけることで、膵臓の働きに異常が発生し起こります。常日頃から健康的な生活習慣を維持するように心がけましょう。健康的な生活習慣を維持することで膵臓が健全な状態で活動し、ストレスや負担が低減されます。
編集部まとめ

膵臓は人が持つ臓器の中でも健康な体を維持するために重要な役割を担っています。
日頃から大きな負担をかけてしまう臓器だからこそ、日々の生活の中で異常を感じた場合はかかりつけ医に早めに相談するようにしましょう。
参考文献
Ⅰ.疾患概念と病態-CQ-Ⅰ-1)膵石症とは?(膵石症の内視鏡治療)(公益財団法人日本医療機能評価機構)
- 「膵石症」になりやすい人や症状・原因はご存知ですか?医師が監修!
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