脳トレ四択クイズ | Merkystyle
皮膚がん「ボーエン病」の再発率は何%?転移リスクと放置した場合の危険性も医師が解説!

皮膚がん「ボーエン病」の再発率は何%?転移リスクと放置した場合の危険性も医師が解説!

ふと肌を見たときに、赤い湿疹のようなものが出来ていた経験がある方はいるのではないでしょうか。その湿疹のようなものに痛みや痒みがない場合、気にせずそのまま放置することもあるでしょう。

しかしただの湿疹ではなく、気がついたらがんが内臓器官などに進行している可能性があります。一見湿疹にも似ているボーエン病は、皮膚の表皮内部にできる早期がんです。

本記事では聞き慣れない方も多いボーエン病の転移と再発について詳しくご紹介します。

※この記事はメディカルドックにて『「ボーエン病」を疑う初期症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

竹内 想

監修医師:
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)

名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。

ボーエン病の転移と再発

女医

ボーエン病は転移しやすいのでしょうか?

発見や治療が遅れ真皮内にがんが進行すると、リンパ節や内臓まで転移を起こします。ボーエン病だと気がついたときには手遅れにならないように、皮膚表面に改善が見込めない病変がある場合、軽視せず皮膚科専門医へ相談しましょう。

再発するのでしょうか?

外科的切除を行った場合の再発は5%といわれています。病変を切除したから確実に再発しないとはいえません。
どのような治療方法を選択しても、治療後の経過観察やセルフチェックなどを欠かさないようにしてください。

ボーエン病は自然治癒しますか?

残念ながら自然治癒はしません。表皮内にがん細胞が留まっている間に治療を行えば問題ありませんが、先述したように放置することでリンパ節や内臓に転移を起こします。
放置した期間だけがんは進行するため放置せず、皮膚表面に治らない症状や気になる症状がある場合、皮膚科専門医を受診してください。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

ボーエン病は全身どこにでも発症する可能性があるため、普段ご自身が目につきにくい箇所に発症していることも十分に考えられます。一見湿疹のように見える症状が、がんの可能性になり得るのです。
しかし必ずしも死に至るのではなく、放置せず初期症状のときに治療を行うと完治が目指せます。皮膚表面の気になる症状は決して放置せず、皮膚科専門医にてきちんと検査し、治療を行ってください。

編集部まとめ

夫婦
ボーエン病は皮膚表面に発症し静かにゆっくり進行するがんの一種です。進行を防ぐために何よりも早期発見・治療が重要です。

湿疹などと似ていて痛みや痒みがない場合、そのまま放置して様子を見ることもあるでしょう。しかしその期間が命取りになる可能性は十分考えられます。

後悔しないためにもご自身の身体の異変を逃さず、生活していきましょう。

参考文献

ボーエン病(日本形成外科学会)

有棘細胞癌(SCC)(日本癌治療学会)

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。