子どもの月齢が同じことをきっかけに仲良くなり、よく一緒に過ごしていたママ友たち。ある日、「夫は実業家で、別宅もあるの」と話していたママ友と出産祝いを贈ることになり、私が代金を立て替えました。すぐに返してもらえると思っていたのに、なかなか返してもらえず、私は意を決してLINEを送ったのです……。
立て替えた出産祝いのお金をママ友に催促すると
子どもが同じ月齢だったことをきっかけに仲良くなった、ママ友3人組。近所の公園などでよく集まり、子どもたちを遊ばせながら話をしていました。
そのうちの1人は、「夫が実業家で、車を何台も持っている」「別宅もある」と、裕福な暮らしぶりについてよく話していました。ただ、実際に車や別宅を見たことはありません。私は話を聞きながら、「とても余裕のある家庭なのだな」と思っていました。
ある日、もう1人のママ友が第2子を出産したため、2人でお祝いを贈ることになりました。
私は、「3,000円くらいの品物にして、お返しは不要と伝えたら、相手にも気を使わせずに済むかな」と考えていました。ところが、裕福な暮らしぶりを話していたママ友から、「一緒に1万円くらいのものを贈りたい!」と提案されました。そこで、費用は2人で半分ずつ負担することになったのです。
品物の発注は私が担当しました。注文後、彼女に負担分の金額を伝えると、「わかった!」と返事がありました。これまでの話から、5,000円はすぐに返ってくる妥当と思い、特に心配していませんでした。
ところが、その後、遊ぶ約束をしても、「子どもが熱を出して……」と当日のキャンセルが続くようになりました。さらに、「仕事を始める」と聞いたあとから、連絡も途絶えてしまったのです。
立て替えたお金のことはずっと気になっていました。けれど、「お金を返して」と伝えるのは気が重く、関係が悪くなるのも嫌で、なかなか連絡できませんでした。それでも、立て替えてから3カ月ほどが過ぎたころ、このまま曖昧にされるのは納得できないと思い、勇気を出してLINEを送りました。
すると、「次に会ったときに渡すね!」と返信が来ました。ところが、約束していた日になると、彼女から「子どもの体調が悪くて行けない」と連絡があり、また会えなくなってしまったのです。
本当に仕方のない事情だったのかもしれません。それでも、立て替えたお金のことがあるだけに、「返すことを避けられているのでは」と感じてしまいました。それから約1カ月後、再び会う約束をした日、彼女はようやく立て替えていた5,000円を現金で返してくれました。
今は子どもたちが別々の保育園に通っているため、そのママ友とは連絡を取っていません。ただ、小学校は同じ学区なので、今後また顔を合わせることはあると思います。彼女が話していた裕福な暮らしが本当だったのかは、今でもわかりません。もし再び会うことがあれば、無理に以前のような関係に戻ろうとはせず、自然に接するつもりです。
今回のことで、親しい相手だからこそ、お金のことは言い出しにくくなるのだと実感しました。これからは、ちょっとした立て替えであっても、支払いのタイミングをその場で確認し、曖昧なままにしないようにしたいと思います。
著者:田中リアン/30代女性/3歳と5歳の姉妹を育てる母。趣味は節約とパンを焼くこと
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

