京子さんは、その美貌と発達した胸のせいで、望んでもいないのにいつも男性の視線を集めてしまうことに高校生の頃から悩んでいました。同性には嫌われ、遊んでいると勘違いされて近づいてくるのは軽そうな男性ばかり。次第に男性不信になっていくなか、大学のゼミで自分に全く興味を示さない佐伯くんに出会い初めての恋をした京子さん。思い切って告白して恋人同士になるも、佐伯くんは次第に傲慢になり大切にされている実感がなくなった京子さんは別れを告げました。すると佐伯くんはストーカーと化し、最終的には警察沙汰に。その後は誰とも付き合わないまま社会人になった京子さんは、マッチングアプリを始めてみました。しかし、いいなと思った男性からは初デートで美人局だと勘違いされてしまい二度目の恋もあっけなく終了。「もう恋愛なんてしない」と仕事に全力投球していた京子さんは、2年後に会社の後輩船橋くんから告白され、不安はありつつも真面目な彼なら大丈夫かもしれないと思い交際開始。大切にされ幸せな日々を過ごしていた京子さんですが、1年後に船橋くんが新入社員の真白さんの教育係になると雲行きが怪しくなります。ある日、「船橋さんにかわいいって言われた。今度ご飯に誘ってみようかな」と真白さんが話しているのを偶然聞いてしまった京子さんは不安に思いながらも彼なら大丈夫と言い聞かせていました。京子さんの家に来る約束をしていた船橋くんから「仕事の相談に乗って欲しいと言われて行けなくなった」と連絡を受けた京子さんは、遅くなっても良いから来て欲しいと連絡。「わかった」と言ってくれた船橋くんでしたが、結局来ることはなく、朝まで何の連絡もありませんでした。翌朝、会社に行った京子さんが見たのは真白さんと二人で仲良く出社してきた船橋くん。わざわざ京子さんのところへやってきて「昨日は色々すみませんでした」と声をかけてきた真白さんの言葉ですべてを悟った京子さんは、怒ることなく真白さんににっこり。その後、「昨日はごめんね。今日は行くから」とこっそりメモを渡してきた船橋くんにも京子さんはにっこり微笑んで見せました。
彼の浮気を知っても妙に冷静な自分がいる

和樹と一緒に出社してきた真白さんは、わざわざ私に声をかけてきて「昨日は色々すみませんでした」と勝ち誇ったように言いました。その言葉ですべてを悟った私。あぁ・・やっぱり和樹は昨日の夜真白さんと一緒にいたんだ・・。その後、和樹が持ってきた資料には「昨日はごめんね。今日は行くから」と書かれた付箋がついていました。それを見て私が「うん。わかった」とにっこり微笑むと、和樹は心底ホッとした表情を浮かべていました。真白さんとのことが私にバレていないと和樹は思っているのでしょう。
その後、和樹は次長に呼ばれ「船橋君の資料はいつも完璧だから、もう山田さんの確認なしで回して大丈夫だよ」と褒められていました。

次長に褒められ「そうですか?じゃ、これからは次長にすぐ回すようにします!」と大喜びの和樹。

和樹が自分の席に戻ると、すかさず真白さんが「船橋さんすごいですね!次長から認められるって!」と声をかけ、「いやいや俺なんてまだまだだよ。でも次長に褒められるのは嬉しいかな」と顔をほころばせる和樹。私は盛り上がる二人の会話を黙って聞いていました。

その後トイレに行くと、扉の向こうから真白さんが同僚とお喋りしている声が聞こえてきました。「実は昨日、船橋さんとお泊まりだったの~」と嬉しそうに話す真白さん。「きゃ~!展開早くない?誘われたの?」とはしゃぐ同僚に「・・うん」と少しもったいぶって真白さんが返事をしました。

「ってことは付き合うってこと?」と聞かれた真白さんは、「・・うん。でも会社では内緒って言われて」と内緒にするはずの和樹との交際を自分から嬉しそうに話していました。「そうなの?わかった内緒にする!」と言う同僚としばらくキャッキャと盛り上がっていた真白さん。おかげで私はなかなかトイレから出られませんでした。ふーん・・和樹、私と付き合いながら真白さんとも付き合うんだ。和樹の浮気を知っても妙に冷静な自分がいました。
和樹さんは内緒で真白さんとも付き合うことにしたようですが、まさか真白さんがこんなに口が軽いとは思っていなかったでしょうね。誰が聞いているかも分からない会社のトイレでこんな内緒話をするなんて・・真白さんは何を考えているのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

