旅人は昭和脳の持ち主で、妻は夫を支えるのが当たり前といった考え。真佐美が実母の看病をすることに難色を示し、娘たちにはお弁当は自分のお金で買えと命令する始末。離婚に合意するも財産分与で二人は大揉めし、離婚が成立するまで同居のルールを決めることに。料理や洗濯は自分でやり、子どもたちに関することは協力し合うなど一通り整えます。しかし、家事が苦手な旅人は食事の用意も一苦労で…。
「えー! コンビニ弁当食べようしただけなのに?」
夕飯での出来事を友人に話す真佐美。友人は、コンビニ弁当すらまともに用意できない旅人のことをあきれます。旅人は実家での暮らしが長く、両親の様子からそもそも自分が家事をする概念がなかったよう。
新婚の頃に手伝ったことも真佐美の言葉でやる気を失い、いつの間にか稼ぎマウントを取るように。真佐美は自分の行動を反省しつつも、自分には価値がないと気づかされて悲しい気持ちを抱いたのでした。友人は「離婚は避けられないことなのね」と気遣い…。
「来月には離婚届を提出したいんだ」疲れた笑顔を見せる真佐美












部長に声をかけられた旅人さん。「前にも増してスーツがヨレヨレ」と心配され、家事ができない旅人さんは自分でスーツ一式を洗濯機で洗ってしまったことを隠して奥さんのせいにします。さらには少しふっくらしたことを言われ、実際に毎日コンビニご飯が続き4キロ太っていることに落ち込みます。
旅人さんの細かい状況を知らない部長ですが、「奥さんには文句じゃなくて感謝の気持ちを伝えないと」という言葉は沁みるものがあります。食事の支度や子どもの送迎のほか、子どものトラブルや精神的なケアなど、目に見えない対応が山ほどあります。
家事は誰かひとりが背負うものではなく、家族みんなで支え合うものだと改めて感じさせられます。お互いの大変さを想像し、感謝や協力の気持ちを言葉にしていきたいですね。
※画像の一部にAI生成画像を使用しています
著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実

