凛さんは、子育てをしながら技術営業として働く理系女子。ある日、洗濯物の中に見覚えのない春樹さんの下着を見つけ、浮気を疑います。すぐに離婚に向けて動き出そうとした凛さんでしたが、母親から別れた後の金銭面のことを心配され、離婚するタイミングは今じゃないと悟ります。熟考した結果、自分と息子ケイタくんに絶対的に有利な条件を揃えたうえで春樹さんを捨ててやろうと決意します。凛さんは春樹さんに浮気を認めさせたうえで、証拠集めのためにあえて泳がせることに。それと並行して、義両親からケイタくんの教育費を援助してもらう作戦も進めます。さらに、現役の行政書士で離婚の先輩でもある幼馴染の浩明さんからもアドバイスをもらいながら、離婚への準備を水面下で着々と進めていくのでした。そんなある日、義母から「ケイタくんの口座に今年分の教育費を入金した」と連絡が。凛さんは、真面目な義両親のことだから、離婚してもきっと毎年教育費を振り込んでくれると確信します。これでケイタくんの教育費は、義両親の援助と学資保険で安泰。次は凛さん自身の仕事を整える段階に入ったのでした。
相変わらず挙動不審な夫

春樹との離婚に向けて滞りなく計画を進める私。そんなある日、義母から「ケイタの口座に今年分の教育費を入金した」と連絡が入りました。真面目な義両親のことだから、離婚してもきっと毎年教育費を振り込んでくれるはず。これでケイタの教育費は、義両親の援助と学資保険で安泰。でも、これで完全に安心とは言えません。次は、私の仕事を基盤を整えなければ!
それから数週間後。最近、春樹の泊まりがけの出張がやたらと増えてきました。本人は仕事だと言っているけど、実際のところは浮気相手と会っているんでしょう。その証拠に、帰ってくると春樹はいつも挙動不審。この日も分かりやすいほどキョドキョドしながら、私にお土産を差し出してきました。

でも、今さら春樹がいつどこで浮気相手と会っていようが関係ありません。私は計画を滞りなく進めるため、さっそく仕事の話を切り出すことにしました。「ケイタもだいぶしっかりしてきたし、私もう少し仕事を頑張ろうと思うんだけど、どう思う?」そうたずねると、春樹は「急にどうしたの?」と不思議そうな顔をしました。私は「春樹も出張多くて大変なのに仕事頑張ってるし、私ももう少し頑張りたいなって」とあくまでも春樹に寄り添うような言葉を選びます。

「保育園のお迎えとか、春樹に頼ることも増えるかもしれないけど・・・イイ?もちろん母の手も借りるつもり」そう聞くと、春樹はぱぁっと表情を明るくして「もちろん、いいよ」と答えました。

春樹は、私の仕事が忙しくなって母がケイタを見てくれるようになれば、自分の時間やお金が増えると思っているようです。近い将来、慰謝料という形で手元のお金が減ることも知らずに・・・本当におめでたい人です。

すると春樹は、ニヤリと口角を上げながらスマホを取り出し、何やら操作し始めました。きっと、彼女に報告でもしているのでしょう。その姿を眺めていると、怒りよりも先に哀れな気持ちが湧いてきます。何はともあれ、私の『最上級の離婚』に向けて協力してくれてありがとう!
凛さんが離婚に向けて着々と準備を進めていることも知らず、今も呑気に浮気相手と遊び回る春樹さん。凛さんが仕事を頑張ることで増えるお金が、今後慰謝料で消えていくとも知らず、おめでたい人ですね。
※税金・贈与に関する内容は一般的な参考情報です。実際の取扱いは状況により異なるため、詳細は税理士等の専門家へご相談ください。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:YUKA

