
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。
今回は『ちんまり経理のヒメ先輩』の作者であるkeraさんに注目し、X(旧Twitter)に投稿された『昭和の日なので、昭和の雰囲気漂う話』をご紹介しよう。
同作は、休校のために主人公の女子生徒が憧れの男子に固定電話で連絡する様子を描いた一作。以前keraさんのXにポストされると、8500以上の「いいね」が寄せられている。そこで作者のkeraさんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■連絡網で電話する相手は憧れの男子

台風によって強風が吹いていたある日のこと、北本宅に休校になる旨の連絡があり、母親から娘の北本美由紀に伝えられる。
連絡網の順番として次に電話する相手は美由紀が憧れている男子の下條康次。胸を高鳴らせながら固定電話のダイヤルを回す最中、美由紀は“下條くんのお母さんが電話に出る可能性もある?”と思い…。
読者からは「連絡網のドキドキ、懐かしい」「今の子は経験してない出来事だろうな」といった反響が上がっていた。
■作者のkeraさん「中学生特有の無駄に暴走するエネルギーを楽しんでもらえれば」

――『昭和の日なので、昭和の雰囲気漂う話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
子供同士でも携帯電話で直接やり取りをする時代になり、昭和~平成初期の頃のように友達の家の固定電話に電話をして取り次いでもらった経験がない方も増えているんだろうな……と思ったのがきっかけです。あと、「微妙にノスタルジーを感じる」と言われる自分の作風や絵柄との親和性が高い題材かとも思いましたので。
――同作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
思春期の女の子が妄想を膨らませて一人で空回りしている様子や、中学生特有の無駄に暴走するエネルギーを楽しんでもらえればと思います。
――同作のなかで特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
4ページの頭をぶつけるシーンがお気に入りですね。おバカだなぁと。(誉め言葉です)
――これまでにkeraさんは『ちんまり経理のヒメ先輩』の第1巻と第2巻を手がけていますが、改めまして今後の展望や目標をお教えください。
無理のきく年齢ではなくなってきたので、当面はSNSへの投稿のみになりますが、マイペースに長く活動を続けていきたいと考えています。
――読者へメッセージをお願いします。
「どこにでもいそうな子」の「どこにでもありそうな日常」を切り取ったような絵や漫画をこれからも描いていきますので、姪っ子や甥っ子の様子を見にくるような感覚でお付き合いいただければと思います。

