
超特急が豪華ゲストたちと対決し、最強グループを目指す冠番組「VS.超特急」(毎週月曜深夜0:59-1:29、日本テレビ系)。動画配信サービス・Huluでは、地上波未公開シーンを含む“Hulu特別版”として独占配信中(※Hulu特別版は毎週日曜昼12時に先行配信/地上波放送版は毎週月曜深夜地上波放送後に配信)。本記事では超特急メンバー全員が出演したライブ「VS.超特急」の2日目の裏側に密着した第7回の見どころを紹介する。
■超特急のメンバーたちが豪華ゲストたちと闘う対決バラエティ
本作でホストを務める超特急は、2011年に結成した男性グループ。メインダンサー&バックボーカルという通常とは異なる構成で、“一桁号車”と呼ばれるメンバー、カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシに加え、2022年に加入にした“二桁号車”と呼ばれる新メンバー、シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルの9人が所属している。
本作はそんな超特急のメンバーたちが、アーティストから芸人までバラエティに富んだ豪華ゲストたちと、そして時には自分自身と闘う対決バラエティ。さまざまな企画に挑戦するメンバーの知られざる一面も見ることができ、どの回から見ても楽しめる内容となっている。
■幼なじみのアロハとTani Yuukiのコラボがエモい
4月19、20日にKアリーナ横浜で2日間に渡って開催された「VS.超特急ライブ」。2日目は手越祐也率いるXYや、13号車・アロハとダンスコラボを見せたシンガーソングライターのTani Yuuki、M!LKと超特急の西日本出身者からなる西日本ユニットという豪華なゲストを迎えて繰り広げられた。
今回の見どころの1つめは、Taniとアロハのダンスコラボの裏側。アロハの母親がダンスの先生をしていて、15年前にその生徒としてアロハとTaniが居たのだとか。まだ幼さが残る当時の2人が踊る姿も写し出され、とてもエモい気持ちにさせられる。
再会シーンではTaniが「アロちゃん!」と名前を呼んで2人でハイタッチする。楽曲は2年前にアロハがMVに出演したTaniの「Cheers」に決定し、アロハが振り付けを担当。Taniは「当時のアロちゃんは振りを教えてもらう生徒側だったのが、振り付けを考えて教えることもできるようになっている。お互いの成長と時間の流れを感じました」と明かす。
本番前はステージ裏でアロハが硬い表情を見せ、コラボに参加する11号車・シューヤが「お前、緊張してるんだろ?」と笑ってアロハをハグ。ポンポンと肩を叩いて緊張をほぐしてやる様子も胸にグッとくる。Taniが歌ってアロハとともにダンスも繰り広げるパフォーマンスが展開し、このステージの逸話を知ったうえで見るとまた格別な味わいに。コラボをやり終えた直後の2人の満足げな表情も感動ものだ。
■手越祐也率いるXYと「2択でお仲間探し」
また、ライブ直前にXYと人数の多いグループ同士として総勢20人以上で行った「2択でお仲間探し」も注目して欲しい。「休みの日の過ごし方は?」とのお題では「A:スケジュール詰め詰めでおでかけ」「B:家でまったり」の2択に。Bの方が多いが、Aにはシューヤ、12号車・マサヒロ、アロハという、インドア派ではないイメージのメンバーの姿があって納得。そんななかゲストの手越は「僕は自分のことマグロだと思ってて、止まったら死んじゃう!」とスケジュール詰め詰め派にピッタリの発言をして、笑いを引き起こす。
対して「家でまったり」のBはと聞かれ、インドア派の3号車・リョウガが「漫画かアニメかゲームか」と返答し、2号車・カイが「リョウガは基本、家から出ないんですよ」と説明。Aからはどよめきが起こり、手越は「それで1日中潰れるんすか?」と聞き返すほどに驚く。
続いてのお題「今日のライブ後にしたいのは?」に対して、リョウガは「A:ストイックにジムで筋トレ」「B:みんなで打ち上げ」の2択について「どっちも嫌じゃない?」と言い、ここでも「家でまったり」が良いというぐらいインドア好きを露呈。性格の違いがはっきりと出るシーンが非常に興味深かった。
ライブのバックステージも堪能できる第7回。メンバーの素顔を垣間見ることができ、超特急ファンである8号車は必見の内容となっている。
なおHulu特別版は、毎週日曜に最新エピソードを地上波放送に先駆け先行独占配信中。貴重な地上波未公開シーンを含む約40分尺をお届けする。
◆構成・文=入江奈々

