脳トレ四択クイズ | Merkystyle
亀梨和也と山下智久がそれぞれ紡ぐ「神の雫」 “国内ドラマ・海外ドラマ・アニメ”3つの映像化作品の魅力に迫る

亀梨和也と山下智久がそれぞれ紡ぐ「神の雫」 “国内ドラマ・海外ドラマ・アニメ”3つの映像化作品の魅力に迫る

TVアニメ「神の雫」
TVアニメ「神の雫」 / (C)亜樹直・オキモト・シュウ・講談社/TVアニメ「神の雫」製作委員会

全世界シリーズ累計発行部数1,500万部超えの人気コミックが原作となるTVアニメ「神の雫」(毎週金曜夜11:30-深夜0:00、TOKYO MXほか)が放送中。これまで『神の雫』は国内ドラマ、海外ドラマと2度にわたり映像化されてきた。そこで本記事では、3作品それぞれの特徴や魅力を深掘りしていく。

■亀梨和也主演で描かれる連続ドラマ版「神の雫」

幻のワイン“神の雫”をめぐる濃密な人間ドラマと、ワイン初心者にも分かりやすい表現で世界的なワインブームを巻き起こしたコミック『神の雫』(原作:亜樹直/作画:オキモト・シュウ、講談社刊)。色彩豊かな描写と深い知識でワイン業界からも高い評価を受けている。そんな多くの人に愛される人気作が初めて映像化されたのが、亀梨和也主演で2009年に放送された連続ドラマ「神の雫」(日本テレビ系)だ。

主人公は、ビール会社に勤める神咲雫(亀梨)。ある時、世界的ワイン評論家の父が、市場価格20億円を超えるワインコレクションを遺して急死してしまう。さらに遺言には、父が厳選した“使徒”と呼ばれる6本のワインと、幻のワイン“神の雫”の銘柄と生産年号を当てた者に遺産を譲ると記されていた。雫が競う相手は、1週間前に養子縁組をしたばかりの新進気鋭のワイン評論家・遠峰一青(田辺誠一)。雫は彼と対決するうちに、天才的なワインの才能に目覚めていく――。

連続ドラマ版の見どころは、主演・亀梨の存在感にある。父への反発からワインとはほど遠い生活を送っていた雫だが、この対決を父からの挑戦状だと捉え、果敢に立ち向かっていく過程を丁寧に体現した。また、徐々にワインにのめり込んでいく雫を、亀梨は持ち前の大人な色気と上品さを前面に出して好演。最終回放送後には、作中に登場したワインがオンラインショップで売り切れるなど、作品の影響力と人気ぶりを見せている。


■キャラクター設定を大幅アレンジ、海外ドラマ版「神の雫/Drops of God」

その後、山下智久主演で海外ドラマ化されたHuluオリジナル「神の雫/Drops of God」では、日本とフランスを舞台に壮大な遺産相続対決を繰り広げていく。原作を大胆にアレンジした本作は、主人公を遠峰一青(山下)に据え、さらに神咲雫はフランス人女性のカミーユ(フルール・ジェフリエ)に置き換えられた。

2023年に日仏米共同製作の国際連続ドラマとしてHuluでの配信がスタートしたシーズン1では、世界的なワインの権威、アレクサンドル・レジェ(スタンレー・ヴェベール)が亡くなったことをきっかけに、総額160億円もの遺産を巡って、弟子である一青と実の娘・カミーユが対決する様子が描かれる。

“ワインに運命を翻弄される男女”を軸に物語が展開していく本作。見どころとなるのは、細部まで丁寧に積み重ねられたヒューマンドラマだろう。特に、対決を拒否していたカミーユが、アルコールを飲めないハンデを乗り越え、成長を遂げる過程は印象的だ。一方で、一青の生い立ちにも踏み込んでおり、家族との関係性や彼の内面が色濃く描かれた。母親・仄香(渡辺真起子)との確執を通じて、一青という人物像により厚みを持たせている。

また、本作で海外ドラマ初主演を果たした山下のアプローチにも注目したい。一青を演じるにあたり、カロリー制限で味覚と嗅覚を敏感にするなど、徹底的な役作りを実践。さらに、日本語に翻訳された台本を自ら修正したりと、表現へのこだわりも見せており、そのストイックな姿勢からは俳優としての覚悟がうかがえる。

加えて、海外ドラマならではのスケールを感じさせるロケーションも本作の大きな魅力だ。フランスの広大なブドウ畑をはじめとする美しい風景が随所に盛り込まれ、物語に奥行きと情緒をもたらしている。国境を超えて展開する壮大なストーリーと相まって、映像面でも高い完成度を誇る一作に仕上がった。

第52回国際エミー賞で「連続ドラマ部門」を受賞した本作は、2026年1月よりシーズン2の配信もスタート。山下は本シーズンで初のエグゼクティブプロデューサーとしても携わっており、ワインにまつわるミステリー要素はもちろん、家族や人と人との向き合い方といった、より普遍的なテーマが濃厚に描かれている点も魅力となっている。


■亀梨和也が声優として同じキャラに再挑戦、アニメ版「神の雫」

そしてアニメ版「神の雫」では、国内ドラマ版で雫を演じた亀梨が、声優として同役に挑戦。俳優として演じた経験を活かし、約17年ぶりに再び同一キャラクターと向き合っている。亀梨はアニメ版の出演について、「ドラマとアニメは別物なので、そこはあえて意識せず、アニメの雫としてどう生きられるかなというスタンスで臨みました」とWEBザテレビジョンのインタビューでコメントしており、本作の魅力については「父の死をきっかけに、改めて父と向き合っていく雫ですが、ワインとの繋がりのなかで構築されていく人間関係というのが大きな魅力だと思います」と語っていた。

そんな本作では、物語を彩る豪華なキャスト陣にも注目したい。遠峰一青役を「アイドリッシュセブン」や「ジョジョの奇妙な冒険」などで数々のキャラクターを演じてきた佐藤拓也が、紫野原みやび役を「中二病でも恋がしたい!」や「約束のネバーランド」などで存在感を発揮している内田真礼が務める。

加えて、アニメならではの演出面も見どころの一つ。音楽と映像が一体化し、ワインの香りや味わいといった繊細な感覚が視覚的に立ち上がっており、独自の世界観を構築している。

原作の魅力をそのままに、国内ドラマ版、海外ドラマ版、アニメ版と異なるアプローチで描かれる『神の雫』。それぞれの作品を見比べてみるのも面白いかもしれない。

なお、動画配信サービス・Huluでは、国内ドラマ「神の雫」、海外ドラマ「神の雫/Drops of God」シーズン1&2を見放題配信中。さらに、アニメ版「神の雫」も見放題最速配信中で、原作コミック(全44巻)もHuluの電子コミックで発売中だ。

TVアニメ「神の雫」
TVアニメ「神の雫」 / (C)亜樹直・オキモト・シュウ・講談社/TVアニメ「神の雫」製作委員会


提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。