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ゆめぽて“柚希”の言葉が胸に響く、北村匠海“朝野”も含めて「本気」で夢を継いでいくということ<サバ缶、宇宙へ行く>

ゆめぽて“柚希”の言葉が胸に響く、北村匠海“朝野”も含めて「本気」で夢を継いでいくということ<サバ缶、宇宙へ行く>

宇宙食サバ缶プロジェクトの1期生である柚希(ゆめぽて)
宇宙食サバ缶プロジェクトの1期生である柚希(ゆめぽて) / (C)フジテレビ

北村匠海主演の月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FODほかにて配信)の第8話が6月1日に放送された。宇宙食サバ缶の夢は4期生へ。一部の生徒から“地味”なことの繰り返しで不満も出るようになったが、1期生などOB・OGたちとの会話で気付きを得ていく様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

■高校教師が生徒たちの挑戦を応援し、自らも成長していく学園ドラマ

本作は、福井県の水産高校の生徒たちが世代を超えて“宇宙食開発”という大きな夢に挑戦した実話に基づくオリジナルストーリー。

地上波連続ドラマ初主演を果たす北村が演じるのは、授業の一環で製造されるサバ缶が自慢の、若水こと若狭水産高校に赴任してきた高校教師・朝野峻一(あさのしゅんいち)。「宇宙食、作れるんちゃう?」という生徒の何気ないひと言が、世代を超えて思いと経験知をつなぎ、大きな夢への挑戦と発展。生徒たちを見守り、ともに伴走する中で、朝野自身も成長していく軌跡を描く。

■4期生の中から実習を「やめたい」という声が上がる

サバ缶を宇宙へという壮大な夢は、若水が若狭小浜高校と合併し、海洋科学科となっても続き、現在4期生がチャレンジ中だ。4期生は、1期生・寺尾創亮(黒崎煌代)の妹・瑠夏(伊東蒼)が中心となり、小松崎菜那歌(平澤宏々路)、川上寿々(石田莉子)、竹田奏仁(木村舷碁)の4人。

だが、ミーハーな菜那歌と菜那歌の親友・寿々は、瑠花と奏仁がガチ過ぎるとして不満が出るように。彼女たちは、憧れのギャルであるパンケーキ店店員・佐々木柚希(ゆめぽて)に「イケてる実習」として勧められて始めたのだが、実態は違ったというのだ。

2人は朝野に「地味」だという理由で、やめたいと話す。朝野は「自分たちに合っていないと思ったら、別のに変えてもいい」と答えつつも、「その地味なことを何年も続けてきた先輩たちもいる。その先輩たちは、本当は自分たちの手で宇宙へ飛ばしたかったんじゃないかな」と、かつての教え子たちを思って残念そうに話した。

宇宙食サバ缶は、ついにJAXA(宇宙航空研究開発機構)が選ぶ宇宙日本食の候補に選出され、認証に向けてJAXAの木島(神木隆之介)が直々に指導に来るまでになっているのだ。

■夢にたどり着くことの大変さをOGの柚希が説く

朝野から瑠花と奏仁には自分たちの言葉で伝えるように言われた菜那歌と寿々。なかなか言い出せないでいると、ひょんなことから宇宙食サバ缶の粘性を出すためのくず粉を買いに創亮と出向くことに。

創亮に連れて行かれたのは、地元の名産品であるくず粉を使った商品を出している和菓子店。対応してくれたのは、2期生の早川樹生(中川翼)だった。「先輩らから引き継いだサバ缶、俺らの力じゃ飛ばすことができんかった。でもな、俺らが先輩から引き継いだのは、技術だけじゃないと思ってる。宇宙へ飛ばしたいっていう、夢もや」。樹生は笑顔でそう話し、創亮も「宇宙へ届けたいっていう夢は、お前らだけのもんだけじゃないってことや。若水から続いとる、みんなの夢や」と語った。

朝野の言葉が脳裏によみがえる菜那歌たち。その後、憧れの柚希に「地味」だと言ってしまったことを打ち明けると、柚希は「最悪やな」とポツリ。

「私が言うた、イケとる実習ってのは、先生も一緒になってみんなで夢を叶えようとしとるからって意味やで」「だいたい地味なん当たり前やん。夢が派手なんは叶った瞬間だけやろ。そこにたどり着くまでは、しんどいこと、泥臭いこと、辛抱することだらけやん。そこ全部すっ飛ばして、見せかけのイケとる実習だけやりたいって、なめすぎやって」。

柚希の言葉が悲しく響いた。

■なぜ本気になれるのか知りたいと菜那歌

その帰り道、菜那歌たちは三好勝哉(染谷隼生)ら普通科の生徒に絡まれている奏仁の姿を見かけた。宇宙食サバ缶でテレビにも出て話題になっていることが気に入らないのだ。「先輩が作ったんやろ?お前ら、な~んもしてないのに」。

奏仁は、勝哉の同級生である兄・大檎(安藤冶真)から普通科へ転入するよう言われ、勉強をしてきたが、いつしか宇宙食サバ缶に夢中になっていた。それを勝哉に「遊び」と揶揄(やゆ)されたことで、けんかになってしまう。

勝哉は、奏仁から手を出してきたとうそを教師に報告したが、菜那歌と寿々が朝野に本当のことを証言した。菜那歌は実習が「地味」だと称した自分たちが間違っていたとも謝った。OB・OGも瑠夏も奏仁も、みんな「本気」で夢を叶えようと頑張っていることに気付いたのだ。

「私、知りたい。なんでそんなに本気になれるんかなって」と涙ながらに話す菜那歌。それに寿々も同意し、2人は実習を続けることにした。

そして朝野は、普通科の生徒たちに海洋科学科の実習授業を見学してもらう提案をした。大檎も奏仁たちの“本気”を間近で見て、見学終了後に勝哉たちに「俺らが笑えるようなもんは一つもなかった」と、海洋科学科をバカにしないようくぎを刺した。

宇宙食にはいくつもの条件をクリアしなければならない。今回は、粘性をメインに何度も何度も試す様子が映し出された。それは確かに「地味」かもしれないが、その先に夢が叶う瞬間がある。その夢を叶えるための「本気」が受け継がれていくのが熱かった。

SNSには「地味だけど胸にくる回」「サバ缶を宇宙へ飛ばす夢を抱いていた熱い先輩たちが修復する場面 本当に心に響いた」「柚希ちゃんの言葉ズシっとくるなぁ」「柚希かっこよかった」といった声が上がった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部






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