
宮澤エマが主演、浅香航大、北山宏光が出演するドラマプレミア23「産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系/Leminoにて配信)の第10話が6月1日に放送。弟・直樹(増子敦貴・GENIC)が毒親・愛子(西田尚美)を刺してしまったことをきっかけに、大切なことに気が付いたアサ(宮澤)に身の危険が訪れる展開が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■「産まない」選択をした夫婦…予期せぬ妊娠から始まる社会派ヒューマンドラマ
同ドラマは、北実知あつきの漫画「DINKsのトツキトオカ『産まない女』はダメですか?」が原作。
共働きで子供を意識的に作らない・持たない“DINKs”として、夫と穏やかで自由な日々を送る主人公が、夫の計画的な裏切りで予期せぬ妊娠をしてしまう。音を立てて崩れ去る日常の中で、主人公が“家族の形”を見つけるべくもがき、正解のない選択に向き合い続ける姿を描く社会派ヒューマンドラマだ。
■毒親の執着に限界を迎えた弟・直樹…そして忍び寄る哲也の影
自分を変えるために引きこもりから脱出し、仕事を始めた直樹。しかし、本来であれば喜ばしい変化でさえ、毒親・愛子が許すはずもない。「なおくんはお母さんがいないと生きていけないの」と異様な執着を見せられ、限界を迎えた直樹はついに母を刺してしまう。
愛子は一命をとりとめるが、取り調べを受ける直樹は心を閉ざす。そして、裁判の対応に追われるアサの前に哲也(浅香)が現れ、嬉々とした様子で助けになろうと申し出る。
そんな中、心労から貧血で倒れてしまったアサを、緒方(北山)が助ける。弟が母を刺してしまったと打ち明けるアサの話に、驚きつつも静かに耳を傾ける緒方。死んでほしいと思っていたのに、生きててくれてよかったと思うというアサの言葉に、緒方もまた葛藤の末、娘・凪咲(大谷日南実)を千紘(渡邉美穂)に会わせる決断を下す。

■面会室での涙…そしてアサが導き出した「産みたい」という本音
アサは直樹と面会をする。幼少期、助けを求める直樹を無視してしまったことを謝罪するアサ。しかし、直樹の記憶にあるのは真逆の姉の姿だった。それは、閉じ込められた狭くて暗い空間から出してくれた姉の姿、母親から守ってくれた姉の姿だったのだ。
直樹は涙を浮かべながら、「姉ちゃん、子どもは持たないって決めてたんでしょ。俺のせいでしょ」と訴え、「ごめんね、ダメな弟で」と謝りながらも、「でも、姉ちゃんの子どもは大丈夫だから。姉ちゃんの子どもは、絶対俺みたいにならない」と姉への思いを吐露する。
その夜、おすそ分けに来てくれた緒方に、思わず涙があふれるアサ。緒方は思わずアサを抱き寄せる。アサは直樹との話を打ち明け、自身が直樹のことを失敗作だとどこかで思っていたという本音を打ち明ける。そして、「今までこの子のこと産まなきゃって思っていたけど、今初めて産みたいって思います」と、自らの本当の気持ちを伝えるのだった。

■狂気に走る哲也の執着、そして衝撃のラストへ
一方、哲也は仕事が手に付かず、会社に適応障害の診断書を提出。上司からは地方への転勤を命じられるも、「子どもはのびのびした場所で育てたいから」と反省する様子もない。同僚・梨田(前原瑞樹)が必死に「そろそろ目、覚ませ!奥さんもう戻ってこないぞ」と説得するも、哲也は「現実って?俺にとっては、アサがいる未来だけが現実なんだよ」と言う始末だった。
そんな哲也に、アサは真っ向から離婚届を突きつける。「アサの人生に俺はもう必要ないってこと?」と訴える哲也に、アサは「私とこの子の人生から一刻も早く出て行ってほしい」と突き放す。さらに、「俺はアサがいないと生きていけないんだよ…俺のことは世界一愛してるって言ったじゃん!あの頃のアサはどこにいっちゃったんだよ」と取り乱す哲也に対し、アサは「もうどこにもいない。あなたが殺したんだよ」と冷徹に拒絶するのだった。
絶望した哲也は、高校時代の後輩・沙也香(秋元真夏)にとんでもない依頼をする。それは、アサを流産させること。そしてラストシーン、歩道橋のエスカレーターを降りようとするアサの背後に、不穏な手がさしかかろうとしていた。

■直樹の涙に訪れる感動と、哲也の凶行への恐怖にSNS騒然
直樹が母を刺してしまい、面会室で姉に心の内を訴える様子が描かれた今回。SNSには「『姉ちゃんの子どもは絶対俺みたいにならない』って言葉が切なすぎる…」「直樹も幸せになってほしい」と、過酷な環境で育った弟に寄り添う声が殺到。さらに「姉弟の見ていた世界が違ったという展開が深かった」と、すれ違いながらも確かにあった姉弟の絆に胸を打たれる視聴者のコメントが寄せられた。
また、ラストで哲也が沙也香にアサを流産させるよう頼むという衝撃の展開には、恐怖と驚きを隠せない声が続出。ネット上では「哲也狂いすぎ!」「沙也香に依頼するのが最悪すぎる」といった哲也の暴走への非難とともに、「自分も妊娠している沙也香がどうするのか気になる…」と、次回の展開や沙也香の動向を危惧する声が多く上がり、緊迫感あふれるラストに大きな反響が寄せられている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


