
永作博美が主演を務める火曜ドラマ「時すでにおスシ!?」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)。5月26日に放送された第8話では、みなと(永作)が大江戸(松山ケンイチ)に誘われて水族館へ。堅物な大江戸の真意がどうなのか、注目が高まっている。(以下、ネタバレを含みます)
■50歳の主人公が第二の人生を歩み出す姿を描く“人生応援ドラマ”
本作の主人公は、14年前に夫を亡くして以来、一人息子のためにまっすぐに生きてきた50歳の待山みなと(永作)。スーパーの正社員として働く一方、子育て卒業という大きな一区切りを迎え、ひょんなことから3カ月で鮨職人になれる“鮨アカデミー”に通うことに。さまざまな出会いによって自分のために生きる一歩を踏み出していく姿を描く。
みなとが通う鮨アカデミーの堅物講師・大江戸海弥役を松山ケンイチ。みなとの個性豊かなクラスメートとして、大手コンサルティング企業からキャリアチェンジを図る柿木胡桃役をファーストサマーウイカ、寡黙だが誰よりも鮨を学びたいという意欲にあふれる森蒼斗役を山時聡真、仕事をリタイア後に趣味として鮨を習いにやって来たダンディーで多才な紳士・立石船男役を佐野史郎。また、みなとのかけがえのない一人息子・渚役を中沢元紀が務める。
■みなとは大江戸と水族館へ
大江戸との水族館デートの日。水槽で泳ぐ魚を見て「授業では扱ったことのない魚がたくさんいますね」と言うみなとに、「はい、まだまだ教え足りません」と答える大江戸。みなとが見つけたコバンザメから、「サメといえばモウカザメやホシザメは鮨のネタになることもあります」と話し始め、調理法まで紹介するという職業病が出てしまい、水族館スタッフや子供に驚かれてしまう。「ちっちゃい声でしゃべりましょうか」とみなとが提案するが、その後も続いて、魚のこととなると熱くなってしまう大江戸がかわいい。
ふと、みなとは大江戸が好きなチョウチンアンコウがいないことに気付いた。大江戸は「チョウチンアンコウは捕獲も飼育も難しいので、間近に本物で見られるところはないんです。だからチョウチンアンコウが好きなんです。これだけ日々、魚に向き合っていても、決して姿を見られない相手。なんだか神秘的じゃないですか」と語った。
いつも持っている大江戸のバッグにつけられたチョウチンアンコウのキーホルダーには、そんな思いがあったのだ。
■大江戸が水族館に来る理由
クレープを注文し、出来上がりを待っているところで、大江戸が水族館に誘った理由について切り出した。「私にとって水族館は、ここぞというタイミングで立ち寄りたくなる場所なんです」と大江戸。
初めて客の前で寿司を握ることが決まったとき、自分の店を出すことが決まったとき、鮨アカデミーの講師にならないかと誘われたとき。そのたびに一人で水族館に出かけ、「普段、魚を扱う者として、ここで改めて命のたくましさに触れるたび、そのとき抱えていた歯がゆさみたいなものが、少しだけ軽くなって頑張ろうという力をもらえる」のだという。
ちょうど授業ではエビの握りをテーマにしていたときで、大江戸は「エビにたとえるなら、脱皮の準備期間に、ここに来てるんです。新しい自分に成長するための脱皮です」とも説明した。
ただ、なぜか今回は一人ではなく、「みなとと来たかった」と大江戸。「その理由は…」と言い淀むと、みなとは沈黙に耐え切れなかったのか、「そんな大事な場所に誘ってもらって、うれしいです」と話し出した。
■みなとと大江戸の進展が気になる
子育てしていたときも、今も、休日は家のことばかりで“遊び”から遠ざかっていたみなと。そんな中、鮨アカデミーのボウリング大会や立石が会長を務めるおもちゃの会社でヒアリングに参加したり、今回の水族館があったりで、ずっとワクワクしていた。「こういうワクワクが、思いもよらない方に連れて行ってくれるんだなぁって。もとをたどれば、鮨アカデミーに行こうと思ったのも、心のどこかでワクワクする気持ちがあったのかもしれません」と打ち明けた。それは、立石が語ったエビ=ABの、遊び心と冒険心だったのかもと。
それをじっと聞き、「なるほど」とうなずいた大江戸。そこで「私にとっての遊び心と冒険心…」と話し始めたところで、クレープができた合図の呼び出しベルが振動し、語られないままに。
かわいい飾りつけのクレープをみなとがガブッと勢いよく食べたのに対し、なかなか食べられない大江戸という対照的な様子や、大江戸が自宅に飾った写真から2人で顔はめパネルでの記念撮影を楽しんだことも分かり、視聴者から2人のデートが「かわいすぎる」「お似合い」との声が上がった。
それもあって、水族館にみなとと来たかった理由についてSNSにも「気になる」の声が。これまで、たびたびみなとが勤めるスーパーに会いに来て、頼み事をしたり、元妻とのことを報告したりしてきた大江戸。その真意がどうなのかドキドキする。
一方、「遊び心と冒険心」については、ラストで大江戸が大切にしまっていた手紙の差出人である「西川太陽」という人物に関りがありそうだ。6月2日(火)放送の第9話の予告に西川(丸山隆平)の姿があり、「どんな関係?」「どんな人なんだろう」と視聴者の注目が高まっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

