まとめ
浮気調査に潜む「依頼者の期待」と「現場の実態」のギャップとは
今回の調査で、浮気調査に対する依頼者の意識と現場の実態にはいくつかの共通点とギャップがあることが明らかになりました。
<証拠の目的>
依頼者・探偵ともに「離婚や慰謝料請求に備えた法的に有効な証拠」を最重視しており、浮気調査は感情整理よりも現実的な法的対応に直結する目的で依頼される傾向が強いことが示されました。
<証拠の種類>
依頼者は「写真・動画」を決定打と考える一方で、探偵側は「裁判では証拠力が弱い」と評価しており、依頼者がイメージする証拠と、裁判で有効とされる証拠には大きな差がありました。実際の裁判では「単発の写真や動画」だけでなく、複数日の行動記録や時系列で写真などを整理した報告書などが証拠として重視されるケースが多いようです。
<費用の認識>
依頼者は「10万円未満」を想定する人が半数以上でしたが、実際の調査費用は「20〜30万円未満」が最多。依頼者が抱く“手頃感”と実際の相場には乖離があり、不安や不満につながる要因となっています。
<調査期間>
期間については、依頼者・探偵ともに「1〜2ヶ月程度」が最多で一致。ただし、依頼者の期待としては「もっと早く結果が欲しい」という声も根強く、実際の不満では“時間がかかる”が上位に挙がっています。
これらの結果から見えてくるのは、依頼者が抱く「早く・安く・確実に」という期待と、実際の浮気調査に必要となる「一定の費用・時間・証拠の限界」との間には、明確なギャップが存在します。
この差を埋めるためには、調査前の十分な説明と現実的な費用・期間の提示、そして調査中の丁寧な進捗報告が不可欠になるでしょう。
浮気調査は人生を左右する重大な局面で利用されるものであり、感情の整理にとどまらず、法的解決のための証拠収集という役割が強く求められています。
だからこそ、安心して相談でき、費用や期間についても明確に示してくれる探偵事務所の存在が重要だと言えるでしょう。
調査概要
「浮気調査に関する意識と実態」に関する調査
【調査期間】2025年9月10日(水)〜9月12日(金)
【調査方法】PRIZMA( https://www.prizma-link.com/press )によるインターネット調査
【調査人数】1,009人((1)807人/(2)202人)
【調査対象】調査回答時に(1)配偶者や恋人がいる人/(2)探偵事務所で働いていると回答したモニター
【調査元】cielo azul( https://www.cieloazul.co.jp/ )
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
cielo azul
https://www.cieloazul.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
