
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第48回が6月3日に放送され、担当患者の住居探しをサポートする直美(上坂)の優しさや、家族との時間、そして娘から力を得るりん(見上)の姿が描かれ、反響を呼んでいる。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■ゆきとの別れ、そして現実と向き合う見習い生たち
ゆき(中井友望)が去り、静まり返る見習い生たち。フユ(猫背椿)の「毎日誰かしら死んでいく。逃げれんなら逃げた方がいい。向いてなきゃ辛いだけ」という厳しくも正しい言葉に、りんたちは直面する現実の重さを噛み締めながらも、自身を奮い立たせる。
そんな中、皮膚疾患で入院していた患者・丸山(若林時英)の退院が決まる。しかし、丸山は両親を既に亡くしており、入院したことで学校の下宿先へも戻れなくなってしまっていた。住む家がなく浮かない表情の丸山を見かねた直美は、ある提案をする。

■「寂しい」と言えるようになった直美、吉江は涙
直美は丸山を伴い、教会の吉江(原田泰造)の元を訪ねる。そして、かつて自身が暮らしていた長屋へと案内し、大家・嘉平(春海四方)を紹介。人懐っこい丸山の人柄もあり、住人のトヨ(松金よね子)やキク(広岡由里子)は彼を快く受け入れるのだった。
丸山をサポートする直美の姿を見て、「直美さん、看護婦向いてそうですね」と胸がいっぱいになる吉江。「息をするのが楽そうに見えます。以前より。仲間ができたからかもしれませんね」と安心した表情で語りかける。
以前の直美であれば否定していたであろうその言葉を、今の彼女は素直に受け入れ、「寮はいつも賑やかなんで、寂しくなくなっただけかも」と静かに心の内を漏らす。「寂しい」と素直に感情を口にできるまでに変わった直美の成長に、吉江はまたしても涙をあふれさせるのだった。

■妹・安の複雑な胸中と、りんに力をくれる娘の存在
一方、休日に自宅へ帰ったりんは、安(早坂美海)から槇村(林裕太)の兄・宗一(上杉柊平)を紹介されたという話を聞き驚く。しかし、どこか安の表情は晴れず、祝言の話題になっても「別に急がなくても…」と言葉を濁してしまう。
安はりんに「結婚して養ってもらった方が安心ではないか」と自身の本音を吐露。堅実な仕事をしており、子どもにも優しく真面目で、ややこしそうな小姑もいない宗一のような男性の“奥様”になることこそが一番の幸せなのだと語る。しかし、それはまるで自分に言い聞かせているようでもあった。
「姿形もいいのよ! まあ弟が浮ついてんのは少し心配だけど…」と言う安に、りんは優しく「安はどこ行っても幸せになれる」と背中を押す。
その後、りんは母・美津(水野美紀)から「子を育てるのは大変なことも多いけれど、その分子からもらう力もあるのです」と言葉をかけられる。ハードな実習、患者の死、そして仲間との別れ…。知らず知らずのうちに溜まっていたりんの心身の疲れは、環の小さな手の温もりによって、そっと癒されていくのだった。

■長屋の住人&吉江の優しさに「みんないい人」「もらい泣きした」と感動の声
住むところを失った丸山が、直美と吉江の計らいによって長屋に迎え入れられた今回。SNS上では「長屋のみなさんも吉江先生も、みんないい人!」「丸山さん、よかったね! キクさんたちも嬉しそう」「丸山さん、これからも登場してくれそうで楽しみ!」といった喜びの声が相次いだ。
また、直美の変化に吉江が感動するシーンに対しても、「また吉江先生泣いちゃうんだから!もらい泣きしました!」「直美ちゃんの成長が嬉しいんだよね」「寂しいって言えるようになった…それだけ孤独だった直美ちゃんに仲間ができて嬉しいね」など、温かいコメントが多数寄せられている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

