血液検査で「血小板の働き」を見るには?異常値・発見できる病気も医師が解説!

血液検査で「血小板の働き」を見るには?異常値・発見できる病気も医師が解説!

「血小板の働き」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「血小板の働き」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

体内の血小板の働きをわかりやすく教えてください。

木村 香菜 医師

血管が傷ついた際、血小板が集まり血栓を作って止血します。そのほかにも、血管の修復などにも関わっています。

血液検査で血小板が少ないと言われた場合、血小板を増やす食べ物や注意すべき食べ物はありますか?

木村 香菜 医師

低栄養状態によっても血小板が減少することがあります。炭水化物やタンパク質などを、バランスよく食べることが大切と考えられます。

血小板が多すぎたり、少なすぎると血が止まりにくいのはなぜですか?

木村 香菜 医師

血小板が多すぎると、むしろ出血が起こりやすくなることがあります。血管内で血栓が作られてしまい、体の中の血小板を使い果たしてしまうからです。また、血小板が正常に機能しなくなってしまうこともあります。血小板が少なすぎると、血栓形成が不十分になり、血が止まりにくくなります。

最近、貧血気味なのですが血小板の働きが悪いのでしょうか?

木村 香菜 医師

血小板の働きが悪くなることで、貧血が引き起こされるといった直接的な関係はないかと考えられます。しかし、腎不全によって尿毒症が起こると、貧血と血小板機能異常症が同時に起こることもあります。

健診で血小板の数値が悪いのは肝臓の健康状態が良くないのでしょうか?

木村 香菜 医師

肝硬変などで脾腫が起こると血小板減少を招くことがあります。

まとめ 血小板の働きを知って健康を守ろう

血小板は出血を防ぐだけでなく、血管の健康や免疫にも関与する重要な細胞です。数や機能の異常は健康に大きな影響を及ぼすため、定期的な血液検査でのチェックが欠かせません。異常値が出た際は、自己判断せず早めに専門医を受診しましょう。

「血小板の働き」の異常で考えられる病気

循環器系の病気

心筋梗塞

脳神経内科系の病気

脳卒中

血液内科系の病気

肝硬変

婦人科系の病気

月経過多

血小板の異常は、出血傾向だけでなく血栓症や全身の病気に結びつく可能性があります。健診や血液検査で異常を指摘された場合は、放置せず早めに医師へ相談しましょう。

参考文献

血液の基礎知識|初めて献血される方へ日本赤十字社/a>

第1章 白血病 日本血液学会 造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(2024年版)|日本血液学会

判定区分 2025年度版|日本人間ドック・予防医療学会

配信元: Medical DOC

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