現在はイオングループとなっている「ダイエー」ですが、このところ関西方面で閉店が相次いでいます。関東では、ダイエーが消滅するとも伝えらえていますが、実際に店舗で買い物をして現在の様子をチェックしてきました。
ダイエー下北沢店が入るビル(画像:スーパーマーケットファン)
目次
・【ダイエー】関西で閉店相次ぐ、関東から撤退
・【ダイエー】行ってみた! 目立つ売り場は?
・【ダイエー】「ごろっと彩り野菜のカレーピザ(ハーフ)」(486円)実食
・【ダイエー】「紅はるかスイートポテト(カスタード入り)」(267.84円)
・【ダイエー】マックスバリュ関東に変わっても、商品は残して!
※2025年10月7日の情報です。
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
【ダイエー】関西で閉店相次ぐ、関東から撤退
2015年にイオンの完全子会社となったダイエー。90年代半ばは売上高が2兆円に達していたものの、2000年代から業績が悪化し、14年2月期まで赤字が続き、イオンに完全買収されました。
ダイエーが運営する総合スーパーは「イオンフードスタイル」に転換され、「ダイエー」の名前は食品専門スーパーの屋号になっています。
買収に伴い、関東エリアと関西エリアに事業を集中していましたが、25年に入ってから閉店が相次いで報じられています。
2月に大阪府の西宮店、兵庫県の新在家店、7月に同府曽根店、8月に千葉県のいちかわコルトンプラザ店、9月に同府和泉店、10月に兵庫県の塚口店と立て続けに閉店を迎え、来年1月にも埼玉県の東川口店が40年間の営業を終了するとのことです。
ダイエーに関して8月にイオンが発表した経営方針によると、26年3月から、関西では同傘下のスーパー「光洋」をダイエーに統合し、関西におけるスーパー事業を集約するとのこと。
関東では、イオン系スーパー「マックスバリュ関東」等にダイエーの関東事業を経営統合。関東店舗の運営から撤退となります。
これらにより、ダイエーは関西エリアのみの店舗を運営することになり、ネット上では「関東でダイエーが消滅するのでは」といった推測が上がっています。

