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「無能の集まり」「結果を出さないやつに払う給与はない」社長の一喝で220人中160人が去った会社の末路【作者に聞く】

「無能の集まり」「結果を出さないやつに払う給与はない」社長の一喝で220人中160人が去った会社の末路【作者に聞く】

220人の会社に5年居て160人辞めた話

残業が当たり前で、営業は体育会系。ノルマも納期も極めてタイトな環境でありながら、ボーナスは0.1カ月分とお年玉レベル。有能な人材が次々と流出し、業績悪化が止まらない会社で、ついに経営陣が強硬手段に出た。2026年6月現在、SNS上で「経営陣の暴論がリアルすぎて胃が痛い」「責任感の強い人ほど逃げ遅れる構造がリアルに描かれている」と大きな反響を呼んでいるのが、かっぱ子(@kappacooooo)さんの実録漫画「220人の会社に5年居て160人辞めた話」だ。

ゆるいブラック企業に5年間勤務した経験を持つかっぱ子さん。今回は、社長の衝撃的な一言から始まった社内改革の波紋と、過酷な環境下でも踏みとどまり続けた当時の葛藤について、本人への取材をもとに紹介する。

■始業30分前の不毛なダメ出しミーティングと、まだ働いていない新入社員たちの不穏な正論
220人の会社に5年居て160人辞めた話 118(1)
220人の会社に5年居て160人辞めた話 118(1) / 画像提供:かっぱ子(@kappacooooo)

220人の会社に5年居て160人辞めた話 118(2)
220人の会社に5年居て160人辞めた話 118(2) / 画像提供:かっぱ子(@kappacooooo)

220人の会社に5年居て160人辞めた話 118(3)
220人の会社に5年居て160人辞めた話 118(3) / 画像提供:かっぱ子(@kappacooooo)

かっぱ子さんが入社して3カ年が経過した頃、業績悪化に業を煮やしたタイ社長が社員を緊急招集した。「無能の集まり」「給料が低いと愚痴ばっか」と言い放ち、「結果を出さないやつに払う給与なんてない」と一喝。さらに「始業30分前に出社して『自分たちの何が悪いのか』ミーティングしろ」と命令を下した。

さらに、次年度に入社する新入社員たちを「ベンチャー社員」と命名し、社長の息子であるサンマ副本部長が直接指導にあたるため「ほかの社員は一切指導するな」という不可解な方針が打ち出される。翌日から始まった早朝ミーティングでは、まだ実務もこなしていない新入社員たちが「愚痴る前に行動」「行動力が足りない」と一丁前な発言を連発し、社内の空気は完全に凍りついた。

新卒社員からもボロクソに言われ、闇落ちしかけたかっぱ子さん。「給料も低い。評価もされない。みんな辞めている。もう辞めちゃいなよ」という心の声が響くなか、それでも踏みとどまった背景には強い責任感があった。

■「今辞めたら後輩が大変になる」他人のことを考えては決断できない、退職の割り切り方

当時、現場を守り続けた理由について、かっぱ子さんは「この時期はネコ美先輩が休職してしまって、後輩が3人入ってきたときでした。今辞めたら後輩が大変になってしまう。防波堤として居なきゃ+部署として整えなければ、と思いました」と振り返る。

いつでも辞めるチャンスはあったが、その年ごとに「部署が営業と統合されて、新しい動きになるかも!」と期待を抱いたり、先輩の休職が重なったりして、安心して退職できる状況が訪れなかったという。

責任感から周囲の負担を考慮しているうちは、なかなか退職の決断は下せない。かっぱ子さんの体験は、本当に会社を辞めようと考えたときには、職場の人間関係を一度割り切り、自分自身の人生を最優先にすることの大切さを静かに物語っている。




取材協力:かっぱ子@ゆるブラック企業漫画(@kappacooooo)
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配信元: Walkerplus

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