
日常の“なんとも言えないイヤな瞬間”を、哀愁たっぷりのタッチで描く漫画家・青木ぼんろ(@aobonro)さん。Xで発信している「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」シリーズでは、多くの会社員たちから共感の声が寄せられている。今回のテーマは、誰もが毎日使う“トイレ”。しかし、そのトイレがとんでもなく使いづらかったら…?
■クセが強すぎる“クロワッサン型”ペーパー



作中で登場するのは、幾重にも折り重なり、まるでクロワッサンのようになったトイレットペーパー。きれいに引き出せず、使えば使うほど段差が広がっていく厄介な状態である。
さらに床はなぜか濡れており、ワイドパンツ着用中だった主人公は裾が床につかないよう細心の注意を払う羽目に。狭い個室の中で、濡れた床、飛び散る水滴、崩壊寸前のトイレットペーパーという“三重苦”に翻弄される姿がコミカルに描かれている。
■トイレは“人間性”が出る場所?
青木さんは、これまでにもたびたびトイレをテーマにした作品を描いてきた。理由について聞くと、「あまり意識してませんでしたが、言われてみるとトイレのネタが多いかもしれませんね」とコメント。そのうえで、「やっぱりトイレってプライベートな空間なので、使う人の人間性がもろに出るんだと思います」と語っている。
確かに、ペーパーを雑にちぎる人、床を濡らしても気にしない人、使ったあとを整えない人など、“次の人への思いやり”が見えやすい場所かもしれない。
■自分も段差を広げてしまうと告白
また、“クロワッサン化したペーパー”への対処法については、「時間があるときは正常に戻すよう、層になっている部分を破いたりするんですが、時間のないときは細いまま使ってしまいます」と回答。「なので、僕も(クロワッサンの)段差を大きくしてしまいます」と明かし、まさかの“加害者側”告白で笑いを誘った。
さらに、普段トイレを使う際に気を付けていることについては、「『トイレには神様がいる』というような言葉があるように、誰も見ていない空間だからこそ、神様は見ているよと思いながら使用してますね。きれいに使いましょう」とコメントしている。
日常のなかに潜む、“地味だけどめちゃくちゃイヤな瞬間”を絶妙に切り取る青木さんの作品。思わず「あるある…!」とうなずきながら読んでしまうこと間違いなしだ。
取材協力:青木ぼんろ(@aobonro)
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