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「ビタミンD欠乏症」を防ぐ“正しい取り方”?女性がやるべき3つの対策【医師監修】

「ビタミンD欠乏症」を防ぐ“正しい取り方”?女性がやるべき3つの対策【医師監修】

ビタミンD欠乏症への対策は、食事の見直しや適度な日光浴など、日常生活の中から取り組めることがあります。サプリメントの上手な使い方や、医療機関への受診を検討するタイミングについても紹介します。焦らず、できることから着実に始めてみましょう。

中路 幸之助

監修医師:
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)

1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。

ビタミンD欠乏症への対策と受診の目安|女性が実践できること

ビタミンD欠乏症の対策は、日常生活の中で少しずつ取り組むことができます。特に女性は、ライフステージに応じてリスクが変化するため、早い段階から意識して対策を講じることが重要です。このセクションでは、女性が実践しやすい具体的な対策と、受診を検討するタイミングについて解説します。

日常生活で取り入れやすい予防策

まず食事の面では、週に2〜3回は魚料理を食卓に取り入れることが、ビタミンDを継続的に補う実践的な方法です。さけ・さんま・いわし・あじなど、比較的手軽に入手できる魚が有効です。きのこ類も食事に加えると、食物繊維とともにビタミンDを摂取できます。バランスのよい食事を維持することが、欠乏予防の土台となります。

日光浴については、肌への過度な負担を避けつつ、適切な時間帯に短時間の日光浴を習慣にすることが助けになります。手のひらや前腕などを日光に当てるだけでも、ある程度の合成が期待できます。過度な日焼けを避けながらも、完全に日光を遮断しない工夫が大切です。生活の中に無理なく取り入れられる習慣を継続することが、長期的な予防につながります。

サプリメントを上手に使う方法

食事や日光浴だけでは十分なビタミンDが確保しにくい場合、サプリメントの活用が現実的な選択肢となります。市販のビタミンDサプリメントを選ぶ際は、成分表示に含有量(μgまたはIU)が明示されているものを選び、1日あたりの摂取量が目安量を大幅に超えないよう確認することが重要です。

サプリメントは脂溶性の性質上、脂質を含む食事と一緒に摂ることで吸収が高まりやすくなります。朝食や夕食のタイミングで服用する習慣をつけると、継続しやすくなります。ただし、サプリメントはあくまでも食事を補う手段であり、偏った食生活を補正するものではありません。基本的な食事のバランスを整えたうえで、不足分を補う位置づけとして活用することが望まれます。また、持病がある方や薬を服用している方は、医師または薬剤師への相談が必要です。

受診を検討するタイミングと受診先の目安

以下のような状態が続いている場合は、医療機関への受診を検討することが勧められます。

・疲れやすさ・倦怠感が長期間続いている
・骨や関節が痛む感覚がある
・骨密度の低下を指摘されたことがある
・妊娠中または妊娠を希望しており、ビタミンDの状態が気になる
・閉経後で骨折リスクを減らしたい

受診の際は、かかりつけの内科や内分泌内科、骨粗しょう症外来などで血液検査を依頼し、血中25(OH)D濃度を測定するとよいでしょう。検査結果をもとに、医師が生活習慣の改善や補充の必要性を判断します。自己判断でサプリメントを大量に摂取するよりも、専門家の指導を受けながら適切な対策を取ることが、身体への負担を減らすうえで重要です。気になる症状がある場合は、早めに相談することをおすすめします。

まとめ

ビタミンD欠乏症は、食生活や日照不足などの身近な要因から生じる栄養の問題です。骨・免疫・精神的な安定に深く関わるビタミンDを適切に取るためには、食事・日光浴・サプリメントを組み合わせることが大切です。特に女性は、妊娠・閉経などのライフステージに応じてリスクが変化するため、定期的に自身の状態を把握することが重要といえます。疲れやすさや骨の痛みが続く場合は、まず医療機関で血液検査を受けることを検討してみてください。

参考文献

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」

医薬基盤・健康・栄養研究所「ビタミンD」

厚生労働省 e-ヘルスネット「ビタミン」

厚生労働省eJIM「ビタミンD」

日本骨代謝学会「ビタミンD不足・欠乏の判定指針」

配信元: Medical DOC

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